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一つの事業でWebサービスを成長させたい。思いをかなえるためベンチャーへ

木下氏(仮名/男性/30代)

DATA

前職 大手IT企業 編成部シニアディレクター / 年収750万円
活動期間 約1ヶ月
ヘッドハンター面接数 1人
応募求人数 5社
面談社数 5社
内定数 1社

現職

EC事業ベンチャー企業 プロデューサー 年収750万円

大手IT企業2社で、社内ビジネスコンテスト入賞、新規事業の立ち上げ、既存事業のサービス改善など、インターネット領域の多彩な経験を積み上げた木下氏。30代で大手企業からベンチャー企業へ転職を決めた経緯や、転職活動について振り返っていただいた。

転職理由

一つの事業に軸足を置いてサービスを成長させたい

木下氏は「社会に影響力のあるWebサービスをゼロからつくりたい」と志し、新卒で大手IT企業に入社。まずマーケターとして基礎を学んだ後、入社4年目に社内ビジネスコンテストに入賞し、自分のアイデアを事業化するチャンスをつかむ。「最終的にはベータ版止まりで正式リリースとはいきませんでしたが、やはり自分の手でゼロからつくるのは楽しかったです。同時に、影響力のあるWebサービスをつくるにはまだ経験が足りないと考えて、EC事業を中心に多角的なWebサービスを展開する大手IT企業に転職し、新たな経験を積むことにしました」

転職後はWebディレクターとして、数カ月単位で変わるさまざまな案件のディレクション業務を担った。「既存の巨大サービスのユーザー数や継続利用率を高めるグロースハック、新規事業の立ち上げに必要なUXデザインの調査設計など、企画から開発、デザインをひととおり経験しました。自分のアイデアで数字を伸ばしていると感じながら取り組めたので、とてもやりがいがありましたね」

自身の成長を実感した木下氏は、次第に次のステップを考えるようになる。「30代も半ばに差し掛かり、そろそろ一つの事業に軸足を置いて勝負したい。それなら、自分の市場価値を知る意味でも社内異動ではなく転職がいいのではと考え、転職活動を始めることにしたのです」

ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター

ちょうどいい距離感で連絡を取れる、ヘッドハンターとの出会い

企業選びの軸にしたのは、Webサービスを運営する事業会社であることと、グロースハックやUX設計を行い、Webサービスを成長させる仕事に就けること。対象は、ベンチャーマインドのある大手企業か、成長性の高いベンチャー企業かの二択だった。まずは同僚から勧められた転職サイトとビズリーチを使い始めることに。「ビズリーチは、登録した職務経歴書を見たうえで企業やヘッドハンターが声をかけてくれるし、企業そのものや求人の質が総じて高い。利用することで安心感を得られたのがよかったですね」

ビズリーチへの登録と同時に多くのスカウトが届き「すべて見きれないほどだった」と振り返る木下氏。そのなかから、一人のヘッドハンターと面談をした。「会ってみたら、いい意味でイメージと違いました。ヘッドハンターとは定期的に面談する必要があって面倒だと思っていたのですが、最初に『頻繁に面談することはありません。その代わり、メールではなくFacebookのメッセンジャーを使ってタイムリーなコミュニケーションを取りましょう』と言われたんです。実際メッセンジャーでのやりとりは、返事が早くとても快適で。会わなくても気軽に連絡が取れる『ちょうどいい距離感』が私に合っていたと思います。それに、ネットベンチャーに強いヘッドハンターだったのも魅力的でした」

ヘッドハンターから紹介されたのは5社。いずれも木下氏の選択肢にない会社だったが、希望とはマッチしていた。そのなかから、EC事業で急成長を遂げているベンチャー1社を受けてみることに。「前職と同じEC事業なので経験を生かせそうだと思いました。それに、以前から同社の社長に興味があって、Facebookでフォローしていたんです。あらためて同社ついて調べてみると『CtoCですべてのユーザーが幸せになること』を目指していて面白そうな会社だと思いました」

同社の面接前には、ヘッドハンターから思わぬアドバイスを受けたという。「『今日の面接官はクレバーなタイプですよ』や、『過去の面接ではこんな失敗例がありました』など、通常では得られない意外な情報をくれたので驚きました。紹介先の内情にまで精通しているのだと頼もしく感じられて、心の準備ができ、安心して面接に臨めた気がします」

転職成功の鍵

失敗をポジティブに。振り返って得た学びを次の選考に生かす

もともと興味のあった社長だけでなく、面接で出会った社員の知性や人柄にもひかれて一緒に働きたくなったという木下氏。同時に複数の企業で選考が進んでいたが、同社から内定を得た時点で即入社を決め、転職活動を終えた。

トントン拍子で理想の転職を実現したように見えるが、じつは面接の失敗から得た教訓を生かせたからこそ、この内定を得られたと木下氏は振り返る。「同社から内定を得る前、ビズリーチ上で自ら直接応募したネットベンチャー企業がありました。志望度が高く、熱い思いを持って面接に臨んだのですが、結果は不採用。そこで学んだのが『自分の価値を伝えることの難しさ』でした。同社の面接を振り返って、自分の強みであるUX設計にかける思いを熱く語りすぎたことが敗因だと分析しました。思い入れが強いだけでは採用されません。大切なのは、事業の成功請負人として何ができるのか、採用する側のメリットを冷静に論理的に述べることだと知ったのです」。失敗から得た学びを生かす。改善を繰り返す仕事にも通じる前向きな姿勢が、転職成功の鍵となった。

さらに転職成功に必要なことをうかがうと、木下氏らしいポジティブな答えが返ってきた。「自分が強く行きたいと思う会社なら候補者も多いはずだから、落ちても当たり前だと思うこと。就職は落ちる確率のほうが高いわけですから、落ちたからといってネガティブにならないことが肝心だと思います。そういう意味でも、安心感を持って転職活動できる環境が整うといいですね。背水の陣で選考に臨むようなことはできる限り避けたほうが、いい自己PRができるでしょうし、たとえ失敗したとしても何かしら得るものがあると思います」

ビズリーチより

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