DATA
前職 | 大手小売流通業 グループ会社 取締役 / 年収1300万円 |
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活動期間 | 約6ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 7人 |
応募求人数 | 40社 |
面談社数 | 12社 |
内定数 | 7社 |
現職
中堅小売業 営業本部長 年収1000万円
小売流通業界に飛び込んで以来、店舗オペレーションやマネジメントで実績を残してきた香取氏は、顧客ニーズを捉える視点を評価され、新規事業の立ち上げや本部のマーケティングに抜擢される。しかし、50代を目前にして子会社役員まで上り詰めたとき、転職を決意した。その経緯と転職に成功した秘訣について伺った。
転職理由
役員まで上りつめるも、チャレンジングな環境を目指して転職を決意
香取氏のキャリアは、外食チェーンの店舗スタッフから始まる。当時の外食産業は急成長中で、実力さえあれば任せてもらえる環境だった。しかし、キャリアが不透明で3年目には目指すべきものが見えなくなった香取氏は、大手小売業界に転職。店舗スタッフから2年目には店長となり、スーパーバイザーに昇進。その後、FC店舗のスーパーバイザーを5年ほど務めた後にエリアマネージャーになり、担当エリアの売上拡大に奔走した。
店舗に足を運んで周辺地域の生活環境や問題などを調査し、清掃活動や企業との連携イベントなどを企画。お客さまの身近な存在になるとともに地域貢献に励み、成果につなげていったと言う。「その実績が評価され、本部から新規事業を立ち上げの話をいただき、ビジネスのステージは格段に上がりました」。その後、本部のマーケティングや新規事業立上にかかわり、気づけば40代の後半に。子会社の役員に就任した香取氏だったが、「挑戦できる環境に身を置きたい」と考え、退職を決意した。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
ヘッドハンターや企業との会話から、多くの気付きを得る
香取氏は「小売・流通業界」、「FC運営」の分野で転職活動を始めた。まずはインターネットで転職情報を探し、大手の転職サイトや転職エージェントに登録。ハローワークも含めて考えられる転職媒体はすべて活用したそうだ。「しかし、年齢を理由に書類選考で見送りになるケースや、スカウトをいただいても待遇面で折り合わないケースが続き、希望通りの求人に出会うことはできませんでした。そんなとき、インターネット広告でビズリーチを知りました。ビズリーチに掲載されている求人は、待遇面はもちろん裁量という意味でもそれなりのポジションのものが多かったです」。
その後、小売業に限らず興味がある求人にはとにかく応募するようにした香取氏。「転職活動はそれなりの苦労を伴いましたが、ヘッドハンターや応募企業との会話から多くの気付きを得られました。「香取さんは結局何が強みなの?」と問われて初めて自身の専門分野について考えましたし、多様な企業のビジョンや顧客への想いに触れて、自身の価値観を見直す機会にもなりました。ヘッドハンターと相談して「FCビジネス」と「流通マーケティング」に通じていることが強みであることを見出せたのは大きな収穫だと思っています」。
転職成功の鍵
顧客に対する誠実さや、採用に対する熱意を感じて
面接官の態度や会社の考え方から顧客に対する誠実さに疑問を感じ、内定を辞退するケースも多々あったと言う香取氏。「消費者を相手にするビジネスでは、人に対する姿勢が経営にも顕著に表れると思うのです。そういったこだわりも、転職活動を長期化させる一因になりました」。前に進めない状況が続くと不安になるが、こまめに選考状況を報告するヘッドハンターの存在は励みになったそうだ。転職活動が5カ月を超え、応募企業数も40社近くになった頃、今回入社を決めた会社の求人を紹介された。食品関係の専門店をFC展開している歴史ある会社だ。
「面接では会社の問題や課題を率直に話してくれました。採用に対する熱意を感じましたし、問題解決へのアイディアが次々と湧いてきたんです。会社への貢献を具体的にイメージできたのは良かったですね」。双方の思いやアイディアを率直に交わせたことで選考は順調に進んだ。「年収はできる限り配慮していただきました。それでも前職より下がりましたが、求められる場所で思い切り仕事がしたいと考えていた私には申し分ありませんでした」。
ビズリーチより
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