DATA
前職 | 外資系生産財メーカー コントローラー / 年収1350万円 |
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活動期間 | 約1年2ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | - 人 |
応募求人数 | - 社 |
面談社数 | - 社 |
内定数 | - 社 |
現職
外資系 電気・電子製品メーカー CFO 年収1350万円
日系メーカー、外資系メーカーで経理・管理会計(コントローラー)のキャリアを積んできた舘林氏は、所属部署が他企業に買収されたことによって裁量がなくなってしまったことに疑問を感じ、転職活動を開始。自身の存在価値を発揮できる環境を求めて転職活動をする中で、CFOのポジションを獲得するに至った経緯についてお話を伺った。
転職理由
買収をきっかけに状況は一変。高みを目指すため、転職活動を決意
大学卒業後は日系メーカーに入社し、工場経理、グループ会社の連結決算、金融子会社の会計管理など、幅広い経験積んだ館林氏。しかし、ファイナンスのスペシャリストを目指していた館林氏は、定期的なジョブローテーションによってファイナンス以外の業務にも関わらなければならない環境を変えるために、1度目の転職活動を決意。外資系生産財メーカーのコントローラー職に着任した。外資系メーカーでは、経理・管理会計のスキルを磨くとともに、ファイナンスの組織強化などマネジメントの経験も積むことができたが、所属部門の事業が買収されたことで、状況は一変。
「所属していた会社は、外資系企業でも各国支社に比較的権限があり自由度も高かったのですが、買収された企業では細かい部分まで本社の方針に従う必要があり、オペレーションの精度だけが求められるようになりました。ある程度スキルやポジションを手に入れた自分にとって、裁量がないことは存在価値がないのと同様。キャリアを考える上で定期的に自分の職務経歴書を見返しているのですが、このままここに在籍していても、これ以上職務経歴書に追加できるような経験は望めないだろうと判断し、転職活動を始めました」。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
オーバースペックであることが原因で、転職活動は難航することに
転職活動を開始するにあたり、元々付き合いがあったエージェントに連絡を取ったほか、ビジネス情報サイトの広告で見つけたビズリーチに登録した。転職先の選定ポイントとしたのは、外資系であればローカル支社にある程度裁量を委ねられていること、事業の継続性があること、そして事業規模の大きさだった。「特に事業規模に関してはこだわりがあり、私がコントローラーとして全体を把握できる従業員数250名程度の組織を希望していました」。
ビズリーチを通じてエージェントやヘッドハンター5社とコンタクトを取りながら求人を探し、求人紹介自体は比較的スムーズに進んだ。「そこから20社以上に応募したのですが、書類選考を通過するのに思いのほか苦戦することになりました。よく言われたのはオーバースペックだということです。中規模企業に絞って応募していたので、それまで所属していた会社の事業規模や経験から判断されたようです。私自身は、オーバースペックだとしても、安く能力の高い人材を採用できればいいだろうと考えていたので、その点はギャップがありましたね。会って話せば評価も変わってくるのでしょうが、書類選考で苦戦したために転職活動期間が長引きました」。
転職成功の鍵
CFOポジションを新設してくれた外資系メーカーに転職成功
チャンスが巡ってきたのは震災直後。外資系企業の外国人管理職が帰国するケースが増え、求人が増えたのだ。「条件が見合わずにお断りした企業や、企業風土に合わないという理由で見送りになった企業もありましたが、3社で最終面接に進みました」。面接では、オーバースペックに見られる傾向を踏まえて、自身の価値を最も発揮できる環境を考えて中規模組織にこだわっていることをアピールし、ある程度の裁量を求めることを率直に伝えた。
「最終的に入社を決めたのは、CFOのポジションでオファーをいただいた外資系メーカーです。私が入社するタイミングでCFOのポジションを新設するということで、裁量と経営に関与することを希望していた私には最適な環境だと思いました」。国内で事業拡大をしていくためにM&Aなども検討しているそうで、新たな視点でファイナンスに関わることを楽しみにしていると語ってくれた。「ファイナンスのキャリアは資格やスキルで測りがちですが、実際にパフォーマンスを発揮できるのは違うところにあると思っています。経験してきたことは職務経歴書にきちんと盛り込むことが大切ですね」。
ビズリーチより
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