DATA
前職 | 大手電機メーカー マーケティング / 年収1300万円 |
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活動期間 | 約4ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 5人 |
応募求人数 | 15社 |
面談社数 | 4社 |
内定数 | 2社 |
現職
外資系ネットサービス会社 事業統括マネージャー 年収1600万円
大学卒業以来、大手電機メーカーで商品企画やマーケティングに関わってきた遠山氏は、40代半ばにして初めての転職を決意。経験を活かせる類似業界ではなく、敢えて異業界転職へのチャレンジを目指した。転職活動は難航したにも関わらず、最終的に2社の内定を獲得した秘訣を伺った。
転職理由
新しい挑戦をするために、40代にして初めての転職を決意
大学卒業以来、大手電機メーカーで商品企画やマーケティングに携わっていた遠山氏。20代後半から通算10年ほど海外赴任し、ブランド力の高い商品を扱っていたため、仕事は面白くて仕方無かったと言う。「比較的自由な社風で居心地もよかったので、特に不満はありませんでした。それでも、30代半ばくらいに転職を考えたことがあります。そのときはヘッドハンターと面談して、自分のキャリア価値を客観的に理解することができ、いかにいまの会社で恵まれているかを認識できたので、留まることを決めました」。
そんな遠山氏が本気で転職を考え始めたのは、本社の特命プロジェクトに携わるようになってしばらく経った頃だった。役員付のプロジェクトに関わることで経営陣の考え方に触れながら、国内外の事業に携わると、この会社で経験できることは一通りやりきった感覚になったのだ。「もともと「人生二毛作」という考え方があり、人生の中でもうひと勝負したいと考えていたのですが、転職経験のある知人から「45歳を超えると求人が大幅に減る」という話を聞き、転職をするならこのタイミングだと思いました」。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
業界経験が無いことがネックに。それでも異業界への転職を目指す
転職をするなら大きな「変化」が欲しいと考えた遠山氏。同じ業種であれば、今以上の環境は無いと分かっていたため、転職先を選定するポイントは「電機以外の業界」、「B to C のサービス・商品を扱う会社」に設定した。職種は遠山氏の経験を活かせる商品企画やマーケティング分野で求人を探すことに。「まずは以前相談に乗ってもらったヘッドハンターに連絡を取り、ハイレベルな条件を満たす求人が多いと知人に勧められたビズリーチに登録しました。登録後は求人検索を行って、希望求人を持つヘッドハンターに自らアプローチをしました」。
しかし、いざ問い合せをしてみるとヘッドハンターの書類選考でNGが続いてしまう。アパレル、雑貨、白物家電、ECサービスなどいろいろな分野で問い合せを重ねるも、業界経験が無いことが思いのほかネックになっていたのだ。「業界が異なっても学べばよいと思っていましたが、相手にも同じように考えてもらうことは難しいものです。そこで、この転職で本当に実現したいことは何なのかを冷静に考えることにしました」。その結果、異業種で新しい視野を身に付けられるような「挑戦」ができること、成長性の高い分野であること、そして待遇は多少下がってもやむを得ないと判断した。
転職成功の鍵
率直に自分らしさを伝えることで、高い関心のある会社から内定を獲得
その後、4社と面接をし、2社からの内定を獲得した遠藤氏。そのうち1社は、面接後に一度見送りになった会社だった。「急きょ別のポジションが空いたと連絡があり、再選考の打診を受けました。そのときすでにもう一社から内定をいただき入社を決意していたので悩みましたが、元々高い関心があった会社なので再度チャレンジしてみることにしました」。一度目の面接では、いまひとつ自分をアピールし切れなかったと感じていた遠山氏。二度目の面接では、自分の性格などについても率直に話して自分らしさを伝えるようにした。
「6人の方と面接をしたのですが、表現の違う同じ内容の質問が続きました。考え過ぎたり、意図的に答えをつくってしまったりすると、回答に矛盾をきたします。そこで自身の経験の中で何がその回答となりうるのかだけを考えて、事実を話すことを心掛けました」。最終的に内定が出たとき、遠山氏はどちらに入社すべきか悩んだ。1社は消費財メーカーで、経営者のビジョンも仕事内容も面白い。もう1社はネットサービスの分野で、まったく新しい挑戦。迷った遠山氏は、新しい経験・新しい知識・よりよい結果をもたらす可能性のある選択肢を取ることに決めた。「電機業界でもなくメーカーでもないネットサービスの会社で、新しい挑戦をしたいと思いました」。
ビズリーチより
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