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代理店から事業会社へ。応募を重ねて「本当にわくわくできる仕事」と出合う

遠野氏(仮名/男性/30代)

DATA

前職 外資系広告代理店 アカウントディレクター / 年収900万円
活動期間 約4ヶ月
ヘッドハンター面接数 30人
応募求人数 35社
面談社数 12社
内定数 4社

現職

日系消費財メーカー グローバルブランディング戦略室 年収950万円

内資系・外資系広告代理店にて、約16年にわたってアカウントエグゼクティブ(営業職)やマーケティング、コンサルティング業務に携わり、直近は担当エリアの各プロジェクトをマネジメントする管理職として活躍していた遠野氏。これまで広告代理店やマーケティング会社で活躍してきたが、今回、事業会社への転職を成功させた経緯についてお話を伺った。

転職理由

業績不振による事業縮小を機に転職活動を開始

大学卒業後、広告代理店やマーケティング会社などで、営業やマーケティングに携わってきた遠野氏。マーケティングをテーマに外部講師を務めるなど、幅広い分野で活躍し、この数年は複数プロジェクトのマネジメントも務めていた。しかしあるとき、上層部から業績不振を理由に担当エリアの事業縮小を言い渡される。会社の将来性に不安を感じ始めた遠野氏は、転職活動を始めることにした。

今回求人探しの軸にしたのは、「事業会社のマーケティング関連職」、「グローバルな事業展開」、「経営の透明性」の3つだ。「代理店という第三者の立場では、どうしても最終的な決定権がありません。業務の傍らで通っていたビジネススクールで事業プランなどを考えているうちに、もっと裁量を持って決断できる立場で仕事をしてみたいという思いが強くなり、事業会社を志向しました。また、上層部の意思が見えないことにストレスを感じた経験があったため、経営の透明性も重視しました。会社に馴染めるかどうか、個として裁量を持てるかどうかという点にも関わってくるので、重要な要素だと思います」。

ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター

多数の面談を重ねてたどり着いた結論。「わくわくする仕事」がしたい

遠野氏は、まず知人を通じて紹介されたヘッドハンティング会社や、大手転職エージェント、ビズリーチに登録する。最終的に面談したヘッドハンターの数は、30名を超えたと言う。勧められた求人は断らないスタンスで応募し、その中からいくつかの内定が出た。しかし、なぜか心は躍らない。そんなとき、ある会社の面接官が遠野氏の志向性をずばりと指摘してくれたそうだ。「実は先に述べた3つの軸は、この面接官との出会いによってクリアになったものです。それまでは待遇などの条件面にこだわっているところがあったのですが、水準は少し下げても、わくわくするような仕事を選ぼうと思うようになりました」。

そうして求人選びの要素や優先順位を変更したところ、遠野氏に運命的な出会いが訪れる。今回入社を決めた消費財メーカーからスカウトが届いたのだ。「実はそのとき、すでに他社への入社を決めかけているタイミングで、受けようかどうか迷いました。会社にも少し保守的なイメージがありましたし…。だけど、受けて本当に良かったと思います。内定までのスピード感に保守的なイメージを覆され、グローバルのブランディング戦略に関わるというミッションに、すっかり魅了されてしまったのです」。他社で内定が出ていることに配慮してくれて、約1週間で内定。オファー内容も申し分のないものだった。求めていた「わくわくする仕事」との出会いに、遠野氏は入社を即決した。

転職成功の鍵

面接は価値観のすり合わせ。物事の判断や行動に意識を

遠野氏の転職活動における成功の鍵は一体何だったのか。まず、面談したヘッドハンターと応募求人の多さがひとつに挙げられるだろう。一般的には、比較検討するにも10社受けて1、2社の内定が出れば十分と考える人が多いのではないだろうか。遠野氏は、多くの会社・多くのヘッドハンターとの出会いから、自分の中にある潜在的な志向性を見出し、選択基準の優先順位を変えたことで、本当に「わくわくできる仕事」と出会ったのだ。入社を即決できたのも、固定観念を持たずに多くの求人を直接見てきたからだろう。

ところで、面接での自己アピールには苦労しなかったのだろうか?「書類選考を通過した時点で、一定のスキルは認められているわけですから、面接ではお互いに価値観が合うかどうかの確認が中心になりました。例えば、『どういうシチュエーション下で、どんな判断をしたのか』というような質問ですね。これに関しては、日頃から判断や行動の意図を意識していれば、いざというときに自己アピールとして明文化しやすいと思います。面接ではこちらからも経営方針や個人の裁量について質問させてもらいましたが、回答内容や真摯に答えてくれる面接官の姿勢が、まさに選択軸の"経営の透明性"につながるものでした。本当に良い転職ができたと思います」。

ビズリーチより

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