株式会社ビズリーチ 2010年10月14日
1位:トヨタ 2位:ソニー 3位:ファーストリテイリング
~44%が「日本企業がグローバル競争で勝ち残れるか不安」と回答~
年収 1000万円以上の求人情報に限定した、日本初の求職者課金型転職サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:南 壮一郎)は、当サイトの会員であるビジネスパーソン1588人(平均年収1065万円)に、2010年9月に、今後、激しさを増すグローバル競争において活躍が期待できる日本企業についてのアンケートを実施し、ビジネスプロフェッショナルの意見を募りました。結果は以下のとおりです。
平均年収1000万円強のビジネスパーソンが選ぶ 今後のグローバル競争で活躍が期待できる日本企業ベスト20
順位 | 企業名 |
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1 | トヨタ自動車 |
2 | ソニー |
3 | ファーストリテイリング |
4 | ソフトバンク |
5 | パナソニック |
6 | 楽天 |
7 | 本田技研工業 |
8 | 日本電産 |
9 | 日産自動車 |
10 | 任天堂 |
11 | キヤノン |
12 | 三菱商事 |
13 | スズキ |
14 | コマツ(小松製作所) |
15 | 日立製作所 |
16 | シャープ |
17 | 東芝 |
18 | 三井物産 |
19 | 資生堂 |
20 | 京セラ |
※「今後のグローバル競争で活躍を期待できる日本企業を3社挙げてください」
の回答から、上位20位を集計した結果です。
日本企業は今後のグローバル競争で勝ち残れると思いますか?
回答者の44%が、「勝ち残れるか不安」「勝ち残れないと思う」と回答し、日本企業の勝ち残りに対して不安であることが明らかになりました。
勝ち残れると思う | 26% |
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どちらとも言えない | 29% |
勝ち残れるか不安 | 34% |
勝ち残れないと思う | 10% |
※代表取締役の南より、分析結果について詳しくご説明させて頂くことも可能ですので、お申し付けください。
株式会社ビズリーチ代表取締役の南壮一郎は、「『日本企業は今後のグローバル競争で勝ち残れると思いますか?』という質問に対し、44%が『不安』『勝ち残れないと思う』と回答しており、日本の将来に対する不安が如実に現れた結果となりました。
また、今後のグローバル競争で活躍を期待できる日本企業ベスト20には、経営者がグローバル戦略を明確に打ち出し、スピード感をもって実践している企業が多くランクインしました。回答者がその企業を選んだ理由を見ると、経営力、ブランド力、技術力、商品力、人材育成力など様々な観点からグローバル化しているかを重視しており、真の意味でのグローバル化が必要とされていることがわかります」と述べています。
選んだ理由(代表的なコメントをそのまま抜粋)
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1位 トヨタ自動車 - 流行に左右されない安定的需要があり、ハイブリッド、電機自動車への買い替え需要が世界規模でも発生する。
- 地域に合ったグローバル戦略をきちんと構築できている。また、優れた技術力は経済低迷時にも力を発揮すると思う。
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2位 ソニー - ブランドイメージが既に確率できており、グローバル企業として人材も国際化している。
- マーケティング力、技術力の両方を兼ね備えていることと、いち早く外国人経営者を採用したこと。
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3位 ファーストリテイリング - 世界市場を相手にするための戦略を具体的に考え、実施している。
- 経営者の発想、スピード、決断力の全てに競争力がある。
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4位 ソフトバンク - 孫社長のグローバル感覚が素晴らしい。行動が早く、時代の変化に乗り遅れない。
- 孫社長が長期的ビジョンを持っていて、それを実行に移そうとしており、社員にもそのビジョンが共有されている。
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5位 パナソニック - バランスよい技術力とグローバルな人事戦略は国内企業では頭一つリードしている。
- 積極的にグループ会社の統合をしており、世界的な強みのある製品も持っている。
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6位 楽天 - 社員教育、社内運用などをグローバル化に対応すべく急速に変更しており、インターネットを活用したビジネスモデルでは、ロケーションを問わないビジネス展開が可能であると思われる。また、海外で勝負すると言う本気度を感じる。
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7位 本田技研工業 - 積極的な海外生産を実施。海外での工場オペレーションがうまく、特にアジアでの展開がうまくいっている。
- 技術力のみならず、グローバルブランド構築の重要性を理解している。
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8位 日本電産 - 日本的経営の特色を出しながら、海外でM&Aを活発に行い、世界進出も果たしている。
- 業界の中でもオンリーワンの技術や商品に戦略投資を継続しており、経営者が非常に優秀。
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9位 日産自動車 - 外国人経営者による経営改革を実施した製造業。次の一手が他社よりグローバル視点で早め早めに打たれている。
- 技術力とアジア拠点の海外展開、決断力。
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10位 任天堂 - ゲーム産業は勢いがあると思う。また、Wii、DSのような年齢を選ばない商品への期待。
- 独自の技術と真のマーケットニーズを見極める力を持っている。
アンケート実施概要
調査期間 | 2010年9月21日~9月27日 |
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対象 | ビズリーチ会員のビジネスパーソン(平均年収1065万円) :1588名(男:女=93%:7%) |
年齢 | 20代 2%、30代 21%、40代 44%、50歳以上 34% |
直近の勤務先の業種 | 金融・コンサルティング22%、メーカー(電気・電子・機械)21%、 ソフトウェア・インターネット15%、消費財・医療・流通14%、 マスコミ・広告・サービス9%、その他21% |
株式会社ビズリーチについて
年収1000万円以上レベルのビジネスパーソンと年収1000万円以上の人材を探す企業をマッチングする日本初の求職者課金型求人サイト「ビズリーチ」(http://www.bizreach.jp/)を2009年4月にグランドオープン。年収1000万円以上の転職市場の効率化を図るために、3つの限定を設け(会員、利用企業、求人情報を年収1000万円以上レベルに限定)、運営事務局が独自の基準で審査を行う。会員数約4万3千人(直近の年収750万円以上に限定)。登録ヘッドハンター・企業人事499人。求人情報(年収1000万円以上に限定)3641件。
※2010年10月14日現在
本件のお問い合わせ先
- 株式会社ビズリーチ広報担当
- 田澤
- TEL:
- 03-6450-5166
- Email: