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フェイスブック ジャパン株式会社

キーパーソンインタビュー

女性としてのキャリアの築き方や、ワーキングマザーとしていきいきと働くコツなど、働く女性のロールモデルになりうる方、もしくは女性が輝くための制度や施策を導入している人事担当者へのインタビューです。

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キーパーソン インタビュー

多種多様な働き方やライフスタイルを受け入れていきたい

Q今後の仕事とキャリアに対して、どのような展望や希望をお持ちですか。

渡邊: 私の夫はアメリカ育ちで、現在は彼も日本で働いているのですが「将来的にはアメリカに戻りたい」とかねてから話をしており、彼と一緒にアメリカに行った後も仕事を続けたいという気持ちがあります。あちらでもやりがいある仕事を続けるために、グローバルコミュニケーションスキルをブラッシュアップするのはもちろんのこと、変化が大きな環境のなかでもクライアントや国内外のFacebook社員を巻き込んで案件をドライブし、常に結果を出し続けるビジネスパーソンになりたいと考えています。

古田: 私は今、「ダイバーシティプロジェクト」という社内プロジェクトに取り組んでいるのですが、これをもっと推進させていきたいですね。このプロジェクトの目的は、社員の個性を尊重し、社内環境をよりよくしたり、社員のキャリア形成をサポートすることで、さまざまな働き方やライフスタイルを紹介する社内イベントを企画、開催しています。

ここ最近力を入れているのが、「パタニティ・リーブ(男性の育児休暇)」の取得推進です。先日も社内で、お酒とスナックを楽しみながら「パタニティ・リーブ」の取得経験がある男性社員に体験談をスピーチしてもらう、というイベントを開催しました。「子どもと過ごす時間をたくさん取れてよかった」といったハッピーストーリーだけでなく、休暇中の業務の進め方や、チームメンバーに業務を依頼する罪悪感なども話してもらったんです。

誰もが疑問や不安に思いがちなことも取り上げ、休暇を取得しようと考えている社員の不安を少しでも軽くできたらと思います。そのほか、「マタニティ・リーブ(出産休暇)」や「(子どもや結婚の有無を問わない)社員それぞれのワークライフバランス」をテーマにしたイベントも開催予定です。

Q最後に、働く女性に向けて、メッセージをお願いします。

渡邊: この記事をご覧の方のなかには、今後のキャリアに明確な目標を見いだせていない方も多いのではと思います。自分も同じ悩みがあるからこそ思うのですが、明確な目標がないことを不安に感じるのではなく、「面白そう」とか「挑戦してみたい」と思えることにどんどんトライすることが大切だと思います。実際、自分のこれまでのキャリアを振り返ってみると、その時々でチャレンジしてきたことはすべて、今の仕事につながっていると感じます。小さなことであっても、自分のやりたいことにトライしたり、目先の目標を達成したりすることに全力を尽くすことが、結果的によりエキサイティングな機会の獲得につながると考えています。

古田: 失敗を恐れて、新しいことへのチャレンジを避けようとする人は多いですが、それはとてももったいないこと。たとえそのときは「失敗」という結果に終わったとしても、その経験は後に仕事上で大きく生きてくると思います。Facebookの社員は「Fail harder(失敗するなら派手に)」という考えを持っていて、新しいポジションやプロジェクトにも積極的に挑戦しています。失敗した場合も、すぐに代替案を考えるなど切り替えが早いことも特徴ですね。

また、Facebookの最高執行責任者であるシェリル・サンドバーグは、よく「女性は先々のことを考えすぎて、自分のキャリアに対して積極的になれない」と話しています。実際、近い将来に結婚や出産があるのではと心配するあまり、新しいポジションや大きな仕事にトライできない女性は多いと思います。でも、まだ起きてもいないことを心配しても仕方がありませんよね。本当に起きてから、対応策を考えればいいんです。チャンスが巡ってきたら迷わず手にすることを、女性の皆さんには心がけてほしいですね。

クライアントソリューションズマネージャー 古田 理恵
古田 理恵
クライアントソリューションズマネージャー

大手広告代理店関連会社、ソーシャルゲーム運営会社を経て、2014年にフェイスブック ジャパンに入社。現在は、クライアントソリューションズマネージャーとして、広告のパフォーマンス分析を行う。

クライアントパートナーマネージャー 渡邊 真由
渡邊 真由
クライアントパートナーマネージャー

2016年にフェイスブック ジャパンに入社。現在は、クライアントパートナーマネージャーとして、Facebookを活用した効果的な広告戦略を提案している。