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フェイスブック ジャパン株式会社

キーパーソンインタビュー

女性としてのキャリアの築き方や、ワーキングマザーとしていきいきと働くコツなど、働く女性のロールモデルになりうる方、もしくは女性が輝くための制度や施策を導入している人事担当者へのインタビューです。

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クライアントソリューションズマネージャー 古田 理恵 クライアントパートナーマネージャー 渡邊 真由

すべての社員の
キャリア形成をサポートしたい

そのために尊重すべきは「ダイバーシティ」

渡邊 真由 クライアントパートナーマネージャー
古田 理恵 クライアントソリューションズマネージャー

Facebook Japan K.K.

フェイスブック ジャパン株式会社

企業概要

誰もが安心して情報を共有できる、オープンでつながりのある世界の実現を目指して、現会長・CEOのマーク・ザッカーバーグが、ダスティン・モスコヴィッツ、クリス・ヒューズ、エドゥアルド・サヴェリンと共同で2004年に設立。設立後わずか3年弱で、利用者数が1,200万を超えるなど、急成長を遂げる。2016年12月現在、1カ月当たりのアクティブ利用者数は18億6,000万人に達する。日本では、2008年に日本語版インターフェースを公開し、2010年に日本法人を設立。2016年12月現在の利用者数は2,700万人超。

キーパーソン インタビュー

今や「IT業界を牽引する企業」といっても過言ではない「Facebook」。日々チャレンジングでやりがいのある仕事に取り組むことができるうえ、オープンなカルチャー・組織や働きやすい環境を作るプロジェクトが推進されるなど、働きやすさを追求する社風があります。今回は、2名の女性社員に仕事のやりがいや「Facebook」で働くことの醍醐味などを伺いました。

女性のキャリア形成を全力でサポートする企業

Qお二人の、普段のお仕事内容を教えてください。

渡邊: 私は「クライアントパートナーマネージャー」という役職にあり、一般的には営業に分類される仕事をしています。私の主なクライアントはFacebookに自社広告を出してくださっているベンチャー企業様で、広告の効果的な運用方法について一緒に考え、ビジネスの成長のお手伝いをさせていただいています。

古田: 私はFacebookに掲載される広告のパフォーマンス分析などを担当する「クライアントソリューションズマネージャー」として働いています。広告がどの層に対してどのようなインパクトを与えているのかを分析し、さらにパフォーマンスを上げるための改善に導く(または改善策を提案する)ことが、具体的な仕事内容です。また、私は現在入社3年目なのですが、中途入社の社員に業務内容をレクチャーする機会も増えてきました。

Qどのようなときに、やりがいや楽しさを感じますか?

渡邊: クライアント企業から、Facebookに広告を出したことでブランディングに貢献できたとか自社の売り上げが何倍にも跳ね上がった、というご報告をいただくことがあります。そのようなときは純粋にうれしく思いますし、ひとつの企業が発展していくシーンに立ち会えたことに大きな達成感を覚えます。

また、Facebookがもつ可能性とスケールの大きさに驚くこともしばしばです。例えば、新しく開発したアプリの利用者を何百万人規模にまで増やしたいと考えるクライアントがあった場合、Facebookはグローバルなプラットフォームなので、そのアプリの情報を海外の利用者にもリーチさせることができます。世界規模でコマーシャルすることができるため、あっという間に膨大な数の利用者を集めることが可能なのです。

古田: Facebookで働いていると、アドテクノロジーやシリコンバレーにおける最新情報が逐一入ってきます。もともとインターネットの世界に強い興味を持っていたということもあり、そのような環境に身を置けることは私にとって大きな魅力です。

また、外資系の企業では、本社で重要な決定事項があったにもかかわらず支社になかなか情報が伝わってこないということがあるようですが、Facebookではそのようなことはありません。本社で行われた会議や決定事項の内容がオープンに伝わってくるので、会社による社員ひとりひとりへの信頼を感じますし、ひいてはそれがやりがいにもつながります。

Qどのようなときに、「この会社は働きやすい」と感じますか?

渡邊: 現在Facebookに入社して7カ月目なのですが、先日妊娠していることがわかったんです。まだ入社して半年弱ということもあり、上司や同僚はどのような反応を見せるだろうかと、正直不安に感じました。でも報告したところ、それぞれがとてもサポーティブな姿勢を示してくれて。上司からは「女性社員が結婚、出産する際にサポートするのは、会社として当たり前のこと。社歴が浅いからと引け目に感じる必要はない」という言葉をいただき、本当に勇気づけられました。数カ月後には産休と育休に入りますが、ブランクを経てから仕事に復帰することに対しても、大きな不安を感じていません。Facebookは、女性が安心して働ける企業だと思います。

古田: Facebookでは、女性社員をサポートすることを目的とした社内イベントも定期的に開催されています。先日も香港で、韓国、中国、日本支社の女性社員を集めたカンファレンスが開催されました。仕事をするうえで悩んだことや、それを克服するまでの葛藤などについて話し合い、お互いの参考や励みにしようという趣旨のものです。そのような場では、キャリアが長く社内でもトップに位置する女性社員でもオープンに話をしてくれます。「男性社員ばかりの会議に参加したとき、ちゅうちょして一言も発言できず、その後とても落ち込んだ」という体験談を聞いたときは、自分と同じなのだと安心しましたね。

そのようなカンファレンスが行われることもあってか、Facebookには仕事やプライベートの悩みを周囲に気軽に相談できる雰囲気があります。

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