売上高1兆円を超えたとはいえ、日本電産にとっては、まだこの指標は通過点でしかありません。中期戦略目標である2020年度「売上高2兆円」「営業利益率15％」というさらに高い目標に向けて、時代に最適化された戦略や生産体制の再構築が急務となっています。

2015年10月には将来を見据えた次世代技術の探究を目的とした「生産技術研究所」を設立。また、「けいはんな学術研究都市」にも新たな拠点を立ち上げる計画があるなど、新製品、新技術のR&Dに多くの資金と人的リソースを投下しています。

一方、積極果敢なM&Aも引き続き推進。世界中に230社を超えるグループ企業を抱える一大企業群となっていますが、この数はさらに増え続け、M&A統合後のプロセス改善や会計ルールの統一化などを進める必要があり、グローバルな視点に立った経営戦略の旗振り役もまだまだ不足しているのが実情です。

また、経営上層部との距離が非常に近い点も当社の魅力です。エンジニア、セールス、バックオフィスなど、部門や役職を問わず、それぞれが会社の5年後、10年後を思い描き、一人一人が実現できる夢や目標を組織全体で支援する風土が根付いています。事業成長や収益拡大、コストカットなどに貢献できる取り組みであれば、積極的にチャレンジを推奨しますし、公平なチャンスが与えられている環境であるため、上昇志向が強い仲間がそろっています。

精密小型モータ領域において確固たる地位を築き上げてきた当社も、まだまだ道半ば。ICT、OA機器、家電、自動車、産業機器、電子工学部品など、私たちの生活に欠かせない製品を支えるモータメーカーを、あなたの手でさらに成長させてください。