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株式会社リクルートテクノロジーズ

当事者として、基幹システムを「超上流」からけん引する醍醐味

リクルートグループが提供する200を超えるインターネットサービスのシステム開発を担うリクルートテクノロジーズ。そのなかでも、グループの屋台骨である基幹系システムに携わる魅力について、グループマネジャーの七田昌俊氏に伺いました。

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募集期間:2019年1月10日(木)〜 2019年2月6日(水)

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リクルートテクノロジーズの魅力は「自ら考えて動く」こと

課題解決に欠かせない「3つの力」

ITソリューション本部 共通基幹システム部 会計Neoシステムグループマネジャー/七田 昌俊(写真中央後ろ)

リクルートグループでは、「自ら考えて動く」ために「3つの力」を重視しています。一つが、現状を俯瞰(ふかん)し、分析的に捉えることで問題を特定する「見立てる力」。次に、論理的に仮説を立て、それを検証するためのプロセスを作り込む「仕立てる力」。そして、ビジョンを打ち出し、人々をけん引して組織を統率する「動かす力」です。リクルートテクノロジーズは、この「3つの力」を日々磨きながら、成長していける環境が整っているのが強みといえるでしょう。

「やらされている」のではなく、「自ら考えて動いている」

私は前職で、総合コンサルティングファームで通信業界をメインに担当しており、数多くのプロジェクト経験を通して「仕立てる力」「動かす力」を磨いてきました。しかし、コンサルタントという立場上、顧客が求めるシステム導入の結論ありきの状態で、プロジェクトに参加することが多く、またシステムリリース直前に案件を手放さなければならないことも多かったため、「企画立案から実行まで一気通貫で担当したい」という気持ちが膨らみ、2014年にリクルートテクノロジーズに転職。現在は、共通基幹システム部の会計領域でグループマネジャーを務める傍ら、リクルートグループの基幹勘定系システムの保守・運用やプロジェクトの立ち上げを行っています。

プロジェクトの規模が大きいのはもちろん、システム開発だけでなく、より上流のビジネス課題から向き合える立場は、想像以上に刺激的で面白いもの。何より、「やらされている」のではなく、「自ら考えて動いている」と日々実感できる環境は、自分にとってまさに求めていたものだと感じています。

ベテラン社員のサポートと本気の「基幹系人材」育成

ベテラン社員の豊富な経験と知見を生かす

私が入社3カ月目に手がけた初めてのプロジェクトは、国際財務報告基準(IFRS)に関するものでした。自分たちで予算申請からコスト管理までを行うことができ、これまでの外部ベンダーとしての立場以上にシステム化の意味や必要性を考えるようになり、当事者意識も格段に高まりました。

ただ、初めて扱う会計テーマで、経営戦略に直結する課題でもあったのでアプローチには非常に悩みました。そこで私が大切にしたのは、あらかじめシステム化の範囲に捉われないプロジェクトの最終ゴールを明確に定めること。どんなプロジェクトも、進めれば進めるだけブレが生じやすくなります。ただし、今回やりたいことの本質は制度への対応。新業務設計や機能要求などの議論に入る前に、経理や外部の会計コンサルタントとともに財務報告に必要なアウトプットを固め、プロジェクトのよりどころを作りました。そもそもシステム導入は必要なのか、何を最終的な着地点とするか。まさに、最初の「見立てる力」が成否を分けるプロジェクトだったと思います。

この時に役立ったのが、「よもやま」という制度です。これは、上司やメンバーと雑談するカジュアルなミーティングで、私の場合は今でも週1回、上司とこの機会を持つようにしています。当時は「見立てる力」がまだ弱かったこともあり、どのように周囲を巻き込み、ゴールを設定すべきかわからないことも多かったので、上司からさまざまな角度でフラットに意見をもらえたのはとても力になりました。

リクルートテクノロジーズは、プロフェッショナル集団でありながら面倒見のよい人が多く、一人で悩まずに自ら発信することでいくらでも知恵を貸してくれます。特に、共通基幹システム部においては、中長期でシステムのロードマップを考えなければならない難度の高いプロジェクトも多く、リクルートグループでは珍しく40~50代のベテラン社員が多数在籍しています。なかには、グループ全体を支える基幹システムの根幹に初期から携わっている社員もおり、そこから得られる知見は大変貴重なものとなっています。

独自の座学×OJTで、プロフェッショナルを育てる

われわれ共通基幹システム部では、「基幹系人材」の育成に本気で取り組んでいます。育成施策の主軸として活用しているのが、「基幹勘定系アプリ基盤の保守切れ対応プロジェクト」。リクルートグループ全体を支える基盤を将来にわたって安定稼動させるために、3年以上の期間で、数十億円をかける大規模なものです。われわれの施策は単純なシステムの存続ではなく、やがて訪れるだろう基幹勘定系システム全体の刷新に向けて、「基幹系人材」を育成することも重要な目的の一つと捉えています。

巨大な基幹勘定系システムでは、たとえば特定の領域における保守を担当すればピンポイントでその領域への理解は深まりますが、横のつながりが分からず、考慮漏れや関係者との調整不備が起こりがちです。その結果、変えることへの恐怖心、現在のシステムを踏襲することを優先するといった保守的な考えに陥りやすい領域と認識しています。そこでわれわれは、リクルートのビジネスモデル、基幹勘定系システムが担う業務の一般知識、アプリやインフラ、開発思想、運用ルールに至る広範なテーマをカバーする講義資料を作成し、基本知識を体系的に学べる座学と、そこで得た知識を使えるように実践する本格的なOJTを並行して行っています。即戦力としてよりスピーディーに成長でき、OJTについては2年間かけてじっくりフォローする体制のため、成長に必要な機会をいつでも得られます。

現在、人材育成において重視しているのが、知識をアウトプットする仕組み化。座学ではすでに講習を受けたことのある受講者が講師を務めるほか、自分たちがOJTで行ったことを手順化、仕様化するなどしています。その結果、従来のOJTとは異なり、モチベーションを保ちながら着実にステップアップでき、中途入社の社員も現場で続々と活躍しています。今ではプロジェクトリーダーや保守チームのリーダーにチャレンジしているメンバーもおり、組織としての成果を大いに感じます。

ダイナミズムのある基幹系システムをけん引する醍醐味

経営層を巻き込む大規模プロジェクトを「超上流」からけん引

「見立てる力」はどの案件でも求められるものですが、案件の規模が大きいほど、その力の必要性は計り知れないものになると思います。私自身、入社3年目で担当した「中間持株会社化対応プロジェクト」は、キャリアの一つの転機になっています。これは簡単に言いますと、リクルートホールディングスが保有していた事業を中間持株会社に承継し、グループ全体の機動力を高めていくための組織再編プロジェクトです。そもそもの基幹系システムは、新規導入に8年かかっている巨大なシステムであり、当案件でも影響は多岐に及び、従業員だけでなく、多くの取引先、銀行、ひいては株主に至るまで、さまざまな関係者に影響し得る、ミスが許されないプロジェクトでした。

プロジェクトのスタート時、経営層や管理会計、法務、経理など各部門のキーマンがずらりと並ぶ会議に、私は基幹系システムの代表として、経験豊富な上司とともに参加。プロジェクトの規模と経営に直結する責任感を、そこで改めて実感しました。そしてこのプロジェクトにおいて、百戦錬磨の上司の動きに目からうろこが落ちました。

上司は最初の会議が終わると同時に、私を引き連れ主要論点を短期間で整理し、どの部門よりも先にシステム構想と主要論点を発信。スケジュール上、最大のネックとなり得る巨大な基幹システムの技術的な制約を前提として提示することで、全部門が意識する議論のベースを作り上げたのです。基幹システムから経営へのシステム構想の発信には、まさに「超上流」の仕事に携われている実感と興奮があるとともに、「見立てる力」の神髄を学ぶことができました。

共通基幹システム部ならではの醍醐味

その後、システム構想案はほぼ想定通りになり、結果的に、システム改修が全体のネックになることなく、組織再編を進めることができました。基幹系システムの要件定義以降は全面的にシステム対応を任せてもらい、持ち前の「仕立てる力」「動かす力」をフル活用。ホールディングスと中間持株会社の事業承継にまつわる多岐にわたるデータ移行、システム切り替え、名義変更などの対応をグループ横断で推進し、大規模なプロジェクトであったにもかかわらず、ミスや障害をゼロに抑えられました。このように、「見立てる力」「仕立てる力」「動かす力」を発揮し、経営に直結した重要案件に携われる。これが、当社の共通基幹システム部ならではの醍醐味なのです。

私たちが手がけるプロジェクトは、グループ全体の根幹を担い、経営にダイレクトに影響を与えるものばかり。圧倒的な裁量とプロフェッショナルの豊富な知見を大いに生かし、自分たちの手で企業の変革を促すことも可能です。SIerやコンサルティング会社で経験をされてきた方なら、このダイナミズムは非常に魅力的なものに感じられると思います。ぜひこれまでの経験を生かして、次世代のリーダーとして活躍してください。

募集職種

  • 【社内IT企画】ライフイベント領域のWEBサービスを展開する企業グループの基幹システム企画/開発マネジメント(財務会計・販売管理)
    • 情報システム・社内SE プロジェクトマネージャー(Web・オープン系) プロジェクトマネージャー(汎用系)
    • 東京都

    グループ共通で全従業員が利用する基幹系システムの戦略の立案、企画・構築・運用を行います。 【具体的に】  ◆担当システムの一例 ・グループ共通の基幹システム  会計システム、販売管理システム、情報管理システム、人事システム等 ◆業務内容 ・社内サービス戦略の立案と推進  グループ各社の経営ボードに対して、ロードマップや投資計画を作成し、システム戦略を提案。世の中の動向やグループのビジネス変化を常に見据えて、システム構造全体を俯瞰する中での提案を行う ・BPRとシステム企画   社内の利用ユーザー(営業や商品企画、編集企画部門、アドミニスタッフなど)と協業し、業務設計/システム企画を立案、推進 ・システム構築  外部パートナーと協業し、開発工程のディレクションを行う ・リリース後の改善  事業を支える業務全般の仕組み化、IT化を継続的に実施し、分析・改善・導入・運用のPDCAサイクルを回す ◆開発スタイル 外部パートナーと協力し開発工程をディレクション頂きますので、自ら開発工程の実装を担うことはありません。また、システムはWebシステムでのスクラッチ開発がメインですが、一部パッケージや汎用機で構築されている基幹系(販売管理・会計・情報系)システムもあります。

  • ライフイベント領域の大規模WEBサービス開発マネジメント
    • プロジェクトマネージャー(Web・オープン系) プロジェクトマネージャー(汎用系) プロジェクトリーダー(Web・オープン系)
    • 東京都

    【要約】  求人広告メディアなど、社会的な大きな影響を持つサービスの進化に貢献したり、結婚や進学など人生のライフイベントに関わるサービスをITにより具現化する仕事です。 数千万~数億、数十億の大規模システム開発プロジェクトのPM/PL(※)、リーダー、メンバーとして、事業/ユーザ部門と共にプロジェクトの最上流のビジネス検討(プロジェクト定義)から入り、要件定義・設計製造・テスト移行までのフルフェーズをプロジェクトマネジメント(業務内容1)・システムディレクション(業務内容2)により成功を担います。 (※1)PM:プロジェクトマネジャー PL:プロジェクトリーダー 【具体的に】 ◆業務内容1)管理型ではなく、プランニング、組み立てに重きをおいたプロジェクトマネジメントです。   ・システム化の狙い、スコープ定義/目指す姿の絵柄/目標ゴールを定義します。   ・方針/体制/タスク組立からスケジュール作成/運営など、確実にゴール出来る計画を策定します。   ・これらを元に力強く柔軟な推進マネジメントを行います。  ◆業務内容2)システムディレクション   ・事業/ユーザとともに業務設計を行い、要件への踏み込み、仕様整合性を担保し設計課題も解決に動きます。   ・技術へのこだわり、テストや移行も主となってプラン実行をし品質を担保します。  ◆業務内容3)担当プロジェクト例   ・主要サービスにおける大規模なシステム開発   ・グループの勘定系、人事系、業務系システムにおける大規模なシステム開発   ・セキュリティ施策により発足される新しい大規模なプロジェクト

  • 【IT企画・開発ディレクション】ライフイベント・ライフスタイル領域のサービスディレクション
    • SE(Web・オープン系) プロジェクトマネージャー(Web・オープン系) プロジェクトリーダー(Web・オープン系)
    • 東京都

    【要約】 ライフイベント領域のサービス企画・開発からリリース後のサービス改善までのディレクションを担います。ユーザー、ビジネス、マーケットに精通し、システムをプランニングすることでサービスの成長を推進します。社会的な大きな影響を持つサービスの進化に貢献したり、結婚や進学など人生のライフイベントに関わるサービスをITにより具現化する仕事です。 【具体的に】 担当Webサービスのリニューアルや新商品・新機能リリース、新サービスのリリース等における、システム企画から開発のディレクションまでを一貫して担います。 事業の企画者と同じロケーションに席を置くなど、密に情報共有をすることで ユーザー、ビジネス、マーケットに精通し、サービス視点でのシステム企画を立案推進いただきます。 開発規模は数千万から数億程度で、開発フェーズにおいては十数人から百人超のエンジニア体制をディレクション頂きます。 【他社との違い】 ・ITコンサルティング会社様やSIer様との違い: 事業会社の社内SEならではの裁量権があります。ITコンサルティング会社様やSIer様にいると、社外の立場から選択肢を提示し、クライアントに決断して頂く、というお仕事がメインになるかと思いますが、自分たちのシステムをどうしていくかを、自分事として考え、決断し、実行する全てのフェーズが経験できます。 ・他の事業会社様との違い: まず、メーカー様や商社様と違い、我々はWebサービスをメインの事業としている会社ですので、そもそもITを生業としている、ITのプロであるという点が異なります。また、他のWebサービス系事業を営む企業様と比較しても、ここまで大規模で、多くのユーザーを抱えるWebサービスを複数抱える企業は他にないかと思います。