日本アイ・ビー・エム株式会社

1911年に創業し、190カ国以上でビジネスを展開しているIBM。GBS部門インタラクティブ・エクスペリエンス事業では、顧客体験の継続的な変革を「コンサルティング×デザイン×テクノロジー」で支援しています。お客様企業に対し、時代に沿った新たな顧客体験のデザインやマーケティング・プラットフォーム、モバイル・アプリケーションなどの構築を提案、導入し、それによって新たに発生する業務の推進や社内体制・組織改革にまで踏み込んでコミットしています。また、社会情勢の変化やテクノロジーの急速な進化、競合他社の参入などにより、すぐにコモディティー化・陳腐化してしまうのが、昨今の顧客体験が置かれた環境です。IBMでは常に最先端のテクノロジーやシステムを生み出しながら、提供した顧客体験の価値をも安定的・恒常的にアップグレードさせていくことが可能です。

戦略立案から、導入、運用、その後の改善まで、お客様と並走するIBMならではのコンサルティングを、熱意とたゆまぬ好奇心をもってやり遂げられる人材をお待ちしています。

GBS部門でお客様の顧客体験変革を推進する、インタラクティブ・エクスペリエンス事業でのマネージング・コンサルタントの募集です。IBMならではの広範なビジネスとITコンサルティングの知見・ノウハウ、創業当時から重視してきたエクスペリエンス・デザインへの造詣、最近のAIなどに代表される画期的なテクノロジーを集約し、ワンストップでお客様を支援。顧客体験の変革と時代に合わせた進化をリードしていきます。

顧客体験変革の領域は、まだ専門家が少ない分野。広告やUXデザイン、CRM、デジタル・マーケティング、モバイルなど、得意分野を持つメンバーが集まり、組織として活動するので、コンサルタントは柔軟にそれらを吸収する素直さが求められます。そして、戦略立案から導入、運用まで、お客様のためにやり切る熱意が重要です。コンサルタント経験者にとっては、技術面で学べる材料が豊富にあるため、意欲的な方であれば多くの知見・ノウハウが得られます。事業会社出身者にとっては、運用部分での経験を生かしながら、徐々にコンサルタント経験を積めます。いずれにしても自身の強みで存在感を発揮しながら、チームの専門家に学び、力をつけたい方に打ってつけの環境です。

GBS部門では、入社して半年間はIbD（IBMer by Degrees）というキャリア採用者受け入れのための専門組織に配属となり、早期活躍のための支援を受けることができます。入社直後の2週間の集中研修期間では、デザイン・シンキング、Watsonの実習や3日間のケーススタディーなどを通して、IBMで活躍するためのマインドセットを身につけ、IBMの持つ資産を自ら活用して仕事ができるようになるための土台を形成します。その後、具体的なプロジェクトでのIBMのアセットに関する研修や英語のみの社内イントラネットの活用によってビジネスレベルの英語力が身につき、成長の可能性を無限大に広げることが可能です。また、システム開発の世界をリードしてきたIBMが培ってきたプロジェクトマネジメントの方法論を、コンサルタントも身につけることができます。戦略策定から業務変革、開発まで幅広い経験を積むことができ、キャリア上の大きな武器となります。

大手広告代理店で5年、アカウント営業としてトラディショナルなマーケティングに加え、デジタル・マーケティングの領域を中心に携わっていました。ただ、日本におけるデジタル・マーケティング領域はまだまだ黎明（れいめい）期。従来型の広告宣伝予算を管理するような進め方に限界を感じ、世界のデジタル・マーケティングの事例や実績を活用して新しい時代のマーケティングを開拓していけるIBMに魅力を感じて転身しました。

実際、入社2カ月で参加したプロジェクトでは、ある日本企業のグローバル展開におけるマーケティングのデジタル・プラットフォーム構築を手がけました。自分にとって初めての海外案件でしたが、各国のIBMのマーケティング部門と協業して進められ、一気に世界観の広がりを実感できました。また、国内の属人化された広告手法から離れ、デジタル化によりパフォーマンス管理に基づく最先端のマーケティングを実現できるのはエキサイティングですね。

そうして3年になりますが、提案内容やソリューションも増しています。ハードウエアが原点であるIBMにはシステム構築の信頼性という強みもあり、データ分析にも定評があります。戦略コンサルティングも含めて提案ができるため、デジタル・マーケティングを実際に行う際には必須である、業務の再構築と組織改革にまで踏み込めることも強みといえます。また、チャットボットやパーソナライズなどで他社を圧倒するWatson AIの活用も、IBMが期待される代表格です。

デジタル・マーケティング分野で、ベンチャー企業も含め、各社がプラットフォームづくりを急いでおり、クラウドで簡単に導入できるサービスも多い時代ですが、企業が安全で、信頼出来る顧客体験を継続的に提供するうえでは、基幹系システムとの連携やセキュリティー、ガバナンス管理の点から、大企業のITビジネスを長年やってきたIBMには一日の長があります。

IBMのコンサルタントの特徴は、上流の戦略策定支援からシステムの提案、実装、運用まで責任を持って携われること。日本ではマーケティングが広告宣伝に閉じて扱われることが多いですが、世界では経営戦略と等しく語られています。その意味で、あるべき組織体制の構築も含めて、われわれは提案しています。事業会社に身を置いて同じことを試みても、社内からの変革には限界があるもの。コンサルタントの立場で外から変革できるからこそ、大規模に進化させられるのです。また、自社のみにフォーカスすることなく、次々とプロジェクトを手がけることで、このデジタル・マーケティングの黎明期において多様な変革をいくつも経験できます。

GBS部門 マーケティング＆コマース・プラクティス マネージング・コンサルタント／谷

私自身はNTTドコモでiモードでのイノベーションの立ち上げやその海外展開などでキャリアを始め、その後はコンサルティング会社と事業会社など、一貫して通信・モバイル業界に身を置いてきました。IBMは、コンサルティング会社と事業会社の両方の役割を兼ね備えた企業であり、双方の長所をもつ立場です。コンサルティング会社では、例えば新規ビジネスの立ち上げ支援などのプロジェクトを実施しても、最終決定・実行はお客様であり、なかにはもどかしく感じるプロジェクトも多かったのですが、IBMではお客様と一緒に検討した内容をそのままお客様に提供することができるようになり、特にエンドユーザーへの貢献に手応えをダイレクトに感じています。また、事業会社と違って半年や1年ごとに新たなプロジェクトに参画できるのはコンサルタントの良さ。技術の進化が目覚ましいモバイル業界で、常に新しいことを吸収していけるのは大きなやりがいです。

私がIBMでめざしているのは、「AI×モバイル」でイノベーションを起こし、新たな社会価値を創出すること。世の中にさまざまなAIが存在するなかでもWatsonは頭一つ抜けた存在で、特に多様な領域のパートナー企業様と積み上げた実績が強みです。圧倒的なお客様のビジネス・システムに対する理解力を持ち、お客様のユースケースに応じた最適なアウトプットを出すことでさらに進化し続けるWatsonを、現実社会でモバイルと組み合わせ、社会に新しい価値や体験を提供したいと考えています。実際、IBMは2014年からアップルとアライアンスを締結して連携を深め、モバイル・インテリジェンスの新しい時代をリードしています。世の中ではモバイルが生活に欠かせなくなっている反面、ビジネスにおける活用は今後の課題。常に身体の30センチ以内に身につけているモバイルは、いつでも大量データの保有や自動取得ができ、また学習機会も多いため、AIと組み合わせることで無限大の可能性が期待できます。

スピード感も大切で、一つのヒットアプリが登場すれば一瞬で世界観が変わるのが今の時代。そのため、お客様にも常に最新の技術や情報を提供し、イノベーションを起こし続けるのが使命です。IBMの技術力やプロジェクトマネジメント力により実現性が担保された提案により、お客様のニーズを掘り起こし、優先順位を整理し、その解決を実現するまでエンド・トゥ・エンドで並走するのがIBMのコンサルティングなのです。

担当する業界は、流通、エネルギー、通信など広範です。いずれもキーワードは、顧客体験の向上。デザイナーや開発者というプロフェッショナル集団と一緒にコンサルタントが協働するIBMでは、ユーザーに大切な機能デザインにまで踏み込めます。モバイルにおいてもAIとAR（拡張現実）を組み合わせたソリューションを導入するなど、まさに進化の途上。また、社会においてモバイル活用のリテラシーの高いミレニアル世代やジェネレーションZが社会や企業の中心になるのは時間の問題で、ダイナミックな変革が日々起きていくことでしょう。

そうした時代を、グローバルでのビジネス基盤を生かして豊富で多様な人材がおり、ビジネスのスケールも大きいIBMであれば、新しいことにどんどんチャレンジし、今までにないビジネスを生み出すことができます。

GBS部門 モバイル・プラクティス シニア・マネージング・コンサルタント／石井