DATA
前職 | 総合電機メーカー 海外事業部ベトナム支店 営業マネジャー / 年収1000万円 |
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活動期間 | 約1ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 1人 |
応募求人数 | 1社 |
面談社数 | 1社 |
内定数 | 1社 |
現職
部品メーカー 海外事業開発部 統括ディレクター 年収1200万円
大手総合電機メーカーで10年以上にわたって海外事業にかかわってきた三留氏は、日本への帰任が決まったことで、自身のキャリアビジョンについて問い直した。前職でも多くのチャンスを与えられ、転職の必然性もないなかで、中堅部品メーカーへの転職を決めた理由は何だったのか。その経緯についてお話を伺った。
転職理由
日本への帰任決定をきっかけに、キャリアビジョンを見直すことに
総合電機メーカーに就職し、海外事業向けの人材育成プログラムに選抜され中国に赴任した三留氏は、海外のBtoC事業でマーケティングや商品企画に携わった。「事業を自らの手で回したいという想いがありましたが、当時はまだ27歳で経験が足りません。そこで、力をつけるために必要なキャリアとは何かを考えるようになりました」。
考えた末、BtoB事業で経験を積もうと決意し異動を願い出た三留氏は、希望通りOEM製品のプロジェクトマネジャーに着任。設計から物流に至るまで、20~30人の人材マネジメントに携わるように。その後、海外向け製品プロジェクトを任され、クライアントのアジア各国の工場を視察し、月に半分は海外出張で飛び回る日々を送った。その実績が評価され30歳でベトナム支店に赴任。営業マネジャーとして現地スタッフをマネジメントしながら現地マーケットを開拓した。しかし、海外赴任6年目になった頃、日本国内の部署に異動することが決まる。国内事業に携わってまた海外事業に戻り、そこから現地の営業ディレクターや支店長を目指すことを考えると、自分が考えるキャリアビジョンと時間軸のズレを感じ、転職を意識するようになった。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
ヘッドハンターの後押しを受けて、ベトナムで役員と面談
「会社の先輩にビズリーチを紹介され、登録した翌日には4件のスカウトメールが届きました。そのなかで、今回入社を決めた会社の求人が目に止まりました」。ヘッドハンターからは、海外で自らの力で事業を動かせる環境であるとの説明に加え、「偶然その会社の役員がベトナムに出張を予定しているそうです。よかったら会ってみてください」とプッシュされた。「これも縁だと思ってベトナムの空港でその役員とお会いしました。40代には自分で事業を運営できるような経営スキルを身に付けたいことを伝えた上で、事業を推進するのに何を重視し、何を目指そうとしているのかを教えてもらいました」。話を聞き終わると、役員の人間力や頭脳の明晰さに惹かれていたそうだ。「「君の経験とスキル、それから冷静な頭脳と熱い心だけを持ってきてくれればいい」と言われました。その役員はまだ40代前半。聞けば彼も30代のときに大手商社から転職してきたとのこと。この会社では、実績を出せばたった5年でここまでいけるのかと、成長をイメージすることができました」。役員面談後、三留氏は選考を受けることを決断し、帰国した際に社長と海外事業の担当役員との面接に臨んだ。
転職成功の鍵
面接の評価を聞いて、入社後の活躍イメージが湧きました
「面接で、なぜこの会社なのかと問われた際には、急速な事業成長性と与えられる裁量の幅から、私のキャリアビジョンを実現できる環境であることを伝えました。さらに、海外市場、特にアジア地域の事業戦略について自分ができることを話すと、1年以内に海外の事業責任者を任せたいと言ってもらえたのです」。三留氏の心はほとんど固まっていたものの、一社しか見ていない状況で決めて良いのか迷い、ヘッドハンターに自身の面接の評価を改善すべき点も含めて教えてほしいと依頼した。
「すぐに返信が来て、「大手企業に属しながら、自らリスクを求めて挑戦を続ける姿勢」と、「海外志向が強く、会社のニーズと合致しているため、キャリア上のチャンスを提供できる」といった点が評価されたと書かれてありました。一方で、「大企業の看板を失くしたときの本来の力量をイメージできていない。これを乗り越えられればグローバルでトップ人材になれる可能性がある」といった点が課題として挙がっていました。会社からの評価と活躍イメージが分かったことで、私自身も入社後のイメージが湧き、ここで新しい挑戦をしようという覚悟ができました」。
ビズリーチより
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