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中央官庁から外資コンサルまで幅広い職務経験を経て、エネルギー事業会社へ

横田氏(仮名/男性/40代)

DATA

前職 大手外食チェーン 部長 / 年収非公開
活動期間 約1ヶ月
ヘッドハンター面接数 3人
応募求人数 3社
面談社数 2社
内定数 1社

現職

自然エネルギー・電力会社 部長 年収非公開

中央官庁からコンサルティング会社、政府系金融機関、大手外食チェーンと、官民含め多くの業界を経験してきた横田氏。40代でファーストキャリアに立ち戻り、「日本の国益に貢献できるような民間仕事」を求めて転職活動を始めたところ、企業からのオファーが殺到。一つひとつの仕事に高いアウトプットを求め、成果を積み重ねる働き方が、転職成功につながったと話す。

転職理由

「民間でありながら国益に貢献できる仕事」を求めて転職活動を開始

中央官庁から外資系コンサルティング会社、政府系金融機関、大手外食チェーンと、さまざまな業界を経験してきた横田氏。大学卒業後は中央官庁の役人として10年間、エネルギー政策などの政策立案を担当し、充実した日々を送ってきた。一方、「何歳で課長、その次に部長、年収はいくら」といったように、将来のレールが見える働き方に疑問を抱き、官庁を出ようと決意。「マクロではなく、ミクロの視点でもビジネスを学びたい」と思ったことも、転職理由のひとつだった。そして、知り合った外資系コンサルティング会社の社長に誘われるまま、コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせる。

「自動車業界から市役所までさまざまな事業再生や組織改革のプロジェクトに関わりました。『問題を発掘して、ビジョンを掲げ、目標達成のための施策を考える』というプロセスは、官庁とコンサルに共通するものがあります。他方で、コンサルタントとして携わったビジネスの世界では、現場の意見を大切にして、実現可能性の高いものを考えますが、現場を知らない役人の作る政策は『国民の視点に立っていない』『現実離れしている』という指摘をもらうことも。コンサルタントになり、“現場視点”の大切さを身をもって知れたことは、とても貴重な経験でした」

その後、政府系金融機関、大手外食チェーンで事業再生に携わり、複数の具体的な再生事例にハンズオンで携わった横田氏。事業会社における実績ができたと感じた40歳のとき、「もう一度、日本の国益に貢献するような仕事がしたい」と転職活動を始めた。転職サイトや人材紹介会社を経由する、初めての「本格的な転職活動」だったという。

ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター

優秀なヘッドハンターに出会い、紹介から内定まで2週間のスピード転職

ビズリーチには、サイトが誕生した2009年から登録していたと言う横田氏。転職活動を本格化させるため、職務経歴書に経歴や実績を書き加えると、スカウトが数百通届いた。そのなかで、ある人材紹介会社のヘッドハンターが「日本の国益に貢献したい」という横田氏の意向を読み取り、自然エネルギー・電力会社を紹介してくれたことで、転職活動は一気に動き出した。

「100人ほどの小さな企業ですが、太陽光、風力など自然エネルギー開発を手がけている組織でした。面白そうだと即答すると、企業との面接をすぐに設定してくれて、活動を始めて2週間で内定をいただけたのです。『新設部門のヘッドを任せたい』とポジションを提示されたのですが、会社自体が小さいので、組織も流動的。『あなたの経験と能力が最大限生きるように、組織をつくっていく』と言われ、成長過程にある会社の面白さと、活躍を期待されていることにわくわくしたのを覚えています」

転職成功の鍵

対価に見合ったアウトプットができているか。常に自問してきた

中央官庁から民間企業まで幅広くキャリアを積んだ上で、エネルギー事業を手がける民間企業への転職を決めた横田氏。「巡り巡って、(役人での)ファーストキャリアに戻ったかのような選択肢を得ました」と笑う。転職成功のポイントを聞くと、ノウハウやテクニックではない、それまでの仕事への向き合い方こそ大事だと語ってくれた。

「キャリアアップのためには、大企業や官庁など、大きな組織に入ったことがゴールにならないよう、自分を高め続ける努力が必要だと思います。2社目の外資系コンサルティング会社では、プロジェクトごとに実績を評価され『クライアントは、あなたに1日○万円払っているのだから、その分のアウトプットができているのか、毎日振り返りなさい』と言われていました。これは、役人をしていては得ることのなかったシビアな評価軸です。それからというもの、自分はきちんと成果を出しているかを常に考えるようになり、成長スピードが増したと思っています。ひとつのプロジェクトが終わるたびに、今回の仕事は職務経歴書に書けるだろうか、成果を数値化して何をアピールできるだろうかと考えるようになったのです。転職は、それまでの働き方や実績を武器に勝負する場。いい転職をするためには、目の前の仕事に全力で向き合うこと、成果を振り返り、反省を次に生かすこと。その積み重ねこそ大切なのだと思います」

ビズリーチより

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