DATA
前職 | 国内独立系コンサルティング会社 コンサルタント / 年収1100万円 |
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活動期間 | 約1年 |
ヘッドハンター面接数 | 20人 |
応募求人数 | 20社 |
面談社数 | 3社 |
内定数 | 1社 |
現職
外資系物流サービス会社 事業開発職 年収1100万円
メーカーの物流部門を経て、ビジネスの間口を広げるために留学し、その後コンサルタントとして10年以上にわたりキャリアを積んできた加賀山氏。新たなキャリアステップをふむため1年もの転職活動期間を経て、現在は外資系物流サービス会社へ転職。転職成功の経緯についてお話を伺った。
転職理由
「オーナーシップを持てるビジネスに携わりたい」。事業会社への転職を決意
大学卒業後、5年ほどメーカーの工場で物流業務に携わっていたという加賀山氏。「短期的かつ局地的な対応にとどまることが多かった業務を続けるうちに、ビジネス全体を見据えたソリューションへより深く入り込みたいと思うようになりました。そのためにはよりビジネススキルを高めていく必要があると感じて留学。帰国後は、プランニングのスキルを買われてコンサルタントとして転職しました。コンサルタントの仕事は楽しく非常にやりがいがあって没頭し、気付けば10年以上の月日がたっていました」。
しかし、そんな充実した日々を送りながらも、自らがオーナーとなってビジネスをドライブしたいという気持ちが徐々に強くなったと言う。「ビジネス・オペレーション部門を対象にコンサルティングをしていましたが、プロジェクトを進めてパフォーマンスを出していたとしても、予算がなくなれば、まず外部のビジネスコンサルの仕事から打ち切られるという状況が続いたこともあり、オーナーシップを持って長期的にビジネスを動かせる事業会社への転職を考えるようになりました」。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
「この会社で働きたい」。1年に及ぶ転職活動の末に得た新しいキャリアステージ
インターネットでビズリーチを知った加賀山氏は、情報収集の一環として登録後は毎日サイトをチェックしたそうだ。「複数サイトを利用していましたが、最終的には自分の希望する求人が最も集約されていたビズリーチをメインに活動を続けていました。サイトにある転職成功談に書かれていた高年齢の成功体験談に勇気づけられましたね」。また、スカウトメールには必ず目を通し、企業名やポジションだけで自分にフィットするかを判断することなく、できるだけヘッドハンターと面談していたと言う。
そんな中、紹介された企業の書類選考を通過し、一次面接もクリアしたが、希望していたポジションに改変があり、次の面接に進めなくなる状況が約半年間続いた。受け身のままではいけないと感じた加賀山氏は行動を起こす。「選考に進んだ企業の事業や風土に最も親和性を感じていたので、オペレーション系の別ポジションに再び応募したのです。ヘッドハンターと相談の上、応募先企業の特性から、これまでの経緯は一旦リセットして1から応募した方が良いとのアドバイスをいただきチャレンジしたところ、幸い面接に進むことができました。
しかしながら今度は最終選考で見送りになってしまったのです。ただ、最終面接官の一人であった今の上司から、『応募したポジションでの採用は難しいが、事業開発という立場でマネジメントしてみないか』と打診いただきました。改めて事業開発職の面接に臨むと、採用オファーをいただくことができたのです。たまたま同じビジネスユニットで別のポジションがオープンになっていたという幸運には恵まれましたが、そのポジションに推薦し、面接機会を設けてくれた上司には感謝しています」。
転職成功の鍵
徹底的な情報収集と、経験を生かした活躍イメージを伝えたことが、転職成功の鍵
1年に及ぶ転職活動を経て、希望のキャリアを手に入れた加賀山氏。転職を成功させた鍵は、あきらめずに行動を起こしたことだといえる。また、加賀山氏はこうも語ってくれた。「当たり前のことですが、応募する会社の概要を調べた上で、求人要件から希望するポジションでの業務を具体的にイメージすること、またコーポレートサイトに掲載されている “お客様の声”などから課題を見つけるなど、可能な限り調べつくすことが大切です。
自分の応募しているポジションに対して強い関心を持っていない求職者が想像以上に多いというフィードバックを内定後に聞きました。これまでの職務経験、会社概要、そして求人要件を材料に、具体的に何ができるのか、何をしたいのかをストーリーとして伝えられるよう、しっかりと準備したことも、今回の成功の要因だったと思います」。
事実、入社後に担当する製品・サービスのことをよく調べ理解していると採用担当者から高評価されたことが決定打となったそうだ。「年齢が上がるにつれ選択肢が減ることは事実です。また当然ではありますが、業務プロセス系コンサルタントと面接をしているとコストや工数削減といった成果が前面に出がちという話がありました。私の場合は応募したビジネスユニットの事業特性から、『こういうところにビジネス機会があると思うので、こういうサービスを作っていきたい』という話をしたことが、最終的に事業開発ポジションでの採用につながりました。
もし、私と同じようなバックグランドから事業会社への転職をお考えの方がいらっしゃれば、新たな可能性や機会を具体的にアピールできるよう準備することをおすすめします。これは年齢が上がるほど転職活動の際に必要な姿勢かもしれません」。
ビズリーチより
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