DATA
前職 | 外資系ハードウェアメーカー プロダクトマーケティング マネジャー / 年収1500万円 |
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活動期間 | 約6ヶ月 |
ヘッドハンター面接数 | 10人 |
応募求人数 | 7社 |
面談社数 | 3社 |
内定数 | 1社 |
現職
外資系ハードウェアメーカー ビジネスディベロップメント マネージャー 年収1300万円
ITエンジニアとしてキャリアを積みながら、技術営業、事業開発と業務領域を広げていった吉岡氏は、事業開発経験を深めるべく外資系ハードウェアメーカーに転職。しかしその数年後、日本市場にフィットしない製品を扱うことにジレンマを感じ、転職を決意。事業開発という数少ない求人への転職成功の秘訣を伺った。
転職理由
市場に合わない製品が作られることに、ジレンマを感じて
大学卒業後、システム開発会社に入社した吉岡氏。入社5年目にはアメリカに赴任し、アメリカのIT技術に触れながら、通信機器のシステム開発に携わる。帰国後は、大手通信会社の海外向けサービス開発案件など上流工程に携わるチャンスに恵まれ、技術営業や事業開発などに業務領域を広げていった。充実した毎日を過ごしていたところ、アメリカで知り合った友人から転職の誘いがあった。「アメリカの通信機器メーカーで、新製品の日本市場参入にあたって新規事業部を立ち上げるという話をもらいました。経験上最もやりがいを感じていたビジネス開発に携われることに惹かれ、転職を決めました」。
転職先は外資系企業ならではの風土があり、吉岡氏の肌に合っていた。しかし、本社で開発された製品が日本市場になかなかフィットせず、数年後には事業部を解体することになったのだ。解体に伴い部署を異動し、マーケティングに関わるようになった吉岡氏。しかし、日本市場に合わないモノが出来上がるケースが散見されるようになっていく。「販売戦略を練る立場としてジレンマを感じるようになり、次第に転職を意識するようになりました」。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
ヘッドハンターからの提案や、ビズリーチの求人から応募先を模索
吉岡氏が転職先を選ぶにあたって重視した点は、彼の経験の中で最もやりがいを感じた「事業開発」に携われることだ。製品力があり成長している会社であれば、事業領域にはあまりこだわらなかったと言う。「待遇は維持もしくはアップが望ましいですが、一定の水準を守ることができれば年収減は覚悟の上でした」。
既知のヘッドハンター3名と連絡を取りながらも、ビズリーチは希望する分野の求人が多く、情報収集の中心になったそうだ。しかし壁となったのは「年齢」と「希望する求人の少なさ」。求人に応募しようとヘッドハンターに問い合わせると応募できないケースが相次いだという。そうこうしているうちに2カ月が過ぎた。「本腰を入れてヘッドハンターとのコンタクトを増やし、最終的に7社程度に応募しました。業界経験の有無がネックとなり、書類選考の段階で見送りになったケースもありましたが、3社から面接依頼をいただくことができました」。
転職成功の鍵
面接対策と、事実をポジティブに伝えることが成功のカギに
吉岡氏が転職を成功させた秘訣のひとつに、面接対策がある。転職を考えている人が集まり、お互いに自己紹介や職務経歴を発表し合ってフィードバックをもらうことで、自己アピールを客観的に見直していたそうだ。また、選考過程では「ポジティブに伝えること」の難しさを痛感し、自分なりに対策を考えたという。「面接では転職理由や仕事上の課題とその乗り越え方などを聞かれますが、回答にはネガティブなことに触れるケースも多々あります。そういうときに事実を曲げるのではなく、事実に基づいて言葉を変換することが必要だと思いました」。
最後に、吉岡氏に今回の転職活動を振り返り、転職成功に向けてのアドバイスをいただいた。「良い求人とのめぐり合わせはタイミング勝負。常にチャンスに目を配り、すぐに飛び乗れるよう準備しておくことが大切だと思いました。もちろん、今の会社でも実績をつくって、キャリア価値を高めていく努力はしていくつもりです。ただ、チャンスには常に目を配っておく必要があると考えています。どんな環境、どんな求人が今の自分にとって必要なキャリアなのか、常に明確にしておいたほうが良いと思いますよ」。
ビズリーチより
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