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市場価値の高いSCM経験を武器に、より重要なポジションへ転職

三木氏(仮名/男性/40代)

DATA

前職 半導体機器メーカー サプライチェーンマネジメント マネージャー / 年収1200万円
活動期間 約1年8ヶ月
ヘッドハンター面接数 6人
応募求人数 6社
面談社数 6社
内定数 1社

現職

化学メーカー サプライチェーンマネジメント マネージャー 年収1200万円

外資系半導体機器メーカーで10年以上にわたってサプライチェーンマネジメントに携わってきた三木氏は、国内市場の縮小を肌身に感じたことをきっかけに、違う場所で挑戦する人生を選ぶ。多忙をきわめていたため、面接日を設定することができないという障害にぶつかりながらも、転職を成功させた経緯について伺った。

転職理由

日本市場の縮小により、グローバルでの役割や裁量が下がり……

重工メーカーで営業職を手掛けていた三木氏。「ビジネススキルを高めていく必要があると感じて米国にMBA留学しました。帰国後は、英語力を買われて外資系企業との合弁会社に出向し、ファイナンスを中心とした経営企画職に着任しました」。そこで3年ほど勤めるが、市場が不安定になり業績が悪化する中で、転職を意識するように。縁あって外資系メーカーに転職し、社内公募でサプライチェーンマネジメント(SCM:購買・製造・物流・販売の流れを最適化し、管理する業務)のポジションに応募した。

「12年にわたってSCMの経験を積みました。社長とも率直に意見を交わせるような風土があり、職場環境には何の不満もありませんでした」。そんな三木氏が転職を考え始めたのは、コスト削減を目的として製造機能が東南アジアに移転され、日本支社の位置づけがあいまいになったことがきっかけだった。「リーマンショック以降の人員削減から、日本市場の縮小を肌で感じました。グローバルでの役割や裁量がじりじりと下がっていく中、このまま仕事を続けていてもキャリア価値を高めていくのは難しいのではないかと考えるようになったのです」。

ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター

多忙であることが理由で、応募できたのは2年間で6社でした

転職活動を始めた三木氏は、以前から付き合いのあったヘッドハンターと連絡を取ったほか、インターネット広告で知ったビズリーチに登録した。「ビズリーチに登録してすぐに、多くのスカウトメールが届きました。SCMの経験者は転職市場の中でも少なく、キャリア価値が高いことを実感しましたね。転職先を選ぶにあたって重要視したのは、これから海外展開を積極化しようとしているかどうかです。これまでの経験やノウハウを発揮し、裁量を持って仕事ができる環境を希望しました」。

しかし、問題は面接日時の調整だった。マネージャーといえどもオペレーション業務が多く、深夜に海外支社との電話会議などを行う必要があったため、時間を作ることがなかなか難しい。「面接を組めないことが理由で応募を見合わせるケースも多く、結果的に約2年で応募できたのは6社だけでした」。

転職成功の鍵

ありのままの自分を出し、経験を通じた話を共有できたことが、成功のカギに

「SCMのキャリアは、職務経歴書を見れば大体力量が読み取れます。そのため、どちらかといえば性格上でのフィット感や、チームのパフォーマンスをどうやって高めていくかというマネジメント方針を確認するような質問が多かったです。「市場や状況を冷静に捉えて、ときには既存の考え方ややり方とは違う発言をすることがあります」と答えると、「今の組織は発言に対して少し消極的なところがあるので、起爆剤になるような人材が欲しいと思っていた」と言ってもらえました」。

社長との対話から、自身の経験を活かせるのではないかと感じた三木氏。二次面接に挑む上で、面接官のプロフィールを確認すると、面接官はファイナンス部門を経験してSCMに転向した方だと分かったのだ。「財務状況を分析してファイナンス面から見たSCMに対する意見をまとめ、面接に挑みました」。結果、経験を通じた苦労話なども共有することができ、問題点も率直に話してもらえたと言う。「会社の組織規模は小さくなりますが売上高は同規模ですし、より重要なポジションでキャリアを高めていけそうです」。

ビズリーチより

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