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平均年収1000万円強のビジネスパーソンが就活生に勧める “本当の”就職人気企業ランキング2013

株式会社ビズリーチ 2013年02月15日

平均年収1000万円強のビジネスパーソンが就活生に勧める
“本当の”就職人気企業ランキング 2013
1位 三菱商事 2位 トヨタ 3位 ソフトバンク 4位 グーグル 5位 三井物産
~大学生が選んだランキングとは異なる結果に~

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日本最大級 注1) の年収1000万円以上の転職サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:南 壮一郎)は、当サイト会員のビジネスパーソン2228人(平均年収1048万円)に、就職活動中の大学生に勧めたい企業について、昨年11月26日から12月3日にアンケート調査を実施しました。大学生の調査 注2)ではランクしなかった企業が多く上位にランクし、学生とビジネスパーソンの視点の違いが明確化した結果となりました。

  1. 注1)会員数において
  2. 注2)出典:「大学生が選んだ就職先人気企業ランキング 2013 文系男子」(ダイヤモンド・ビッグアンドリード調べ)
    http://www.diamond-lead.co.jp/ranking13/index.html

平均年収1000万円強のビジネスパーソンが就活中の学生に勧める
「“本当の”就職人気企業ランキング2013」

Q: 就職活動中の大学生に勧めたい就職先を3社まで挙げてください(上位1~10位)

  • 平均年収1000万円以上のビジネスパーソンが入社を勧める“本当の” 就職人気企業ランキング2013
    2013年 企業名 昨年比 2012年
    1 三菱商事 1
    2 トヨタ自動車 2
    3 ソフトバンク 7
    4 グーグル 5
    5 三井物産 4
    6 ファーストリテイリング/ユニクロ 11
    7 楽天 9
    8 アップル 14
    9 リクルート 8
    10 アマゾン 圏外
  • 大学生(文系男子)が選ぶ
    就職先人気企業ランキング2013注2)
    2013年 企業名
    1 三菱商事
    2 住友商事
    3 三菱東京UFJ銀行
    4 伊藤忠商事
    5 東京海上日動火災保険
    6 丸紅
    7 みずほフィナンシャルグループ
    8 三井住友銀行
    9 三菱UFJ信託銀行
    10 三井物産

三菱商事が3年連続1位に:年収1000万円強のビジネスパーソン、大学生両方から支持

3年連続一位を獲得した三菱商事は、大学生が選んだランキングでも1位。「海外での勤務経験が積める」など、グローバルに活躍できることへのメリットや、「優秀な人材の中で成長できる」という声が多く挙がった。三井物産(5位)、伊藤忠商事(18位)、住友商事(19位)についても同様の意見が多く、総合商社にはグローバル人材としての経験と、ビジネススキルを学ぶ環境が整っていると言える。

異なる選定基準:ビジネスパーソンは「グローバルに活躍できる企業」VS大学生は「日系大手安定志向」

商社以外の上位10位は大学生が選んだ10社には1社も入っておらず、全く異なる結果となった。ソフトバンク(3位)、楽天(7位)、ファーストリテイリング(6位)といった今後の成長性を期待される新興企業やグローバル化に積極的な企業、グーグル(4位)、アップル(8位)、アマゾン(10位) といった世界で認められている外資系企業のランクインが目立った。2年連続2位にランクインしたトヨタ自動車についても、「世界水準のものづくりを学べる」「グローバル競争に勝つ戦略を学べる」などのコメントが多く寄せられ、ビジネスパーソンの選定基準は、グローバルに活躍できる人材になるための経験を積めるかどうかがポイントとなっている。

一方、大学生選んだトップ10は大手総合商社と3大メガバンクを含む大手日系金融機関のみで、大手安定志向が見られ、ビジネスパーソンと学生では選ぶ基準が全く異なることがわかる。

リクルート、マッキンゼーなど、優秀な人材として成長・経験できる企業が人気

Q: 2013年に注目している企業を3社まで挙げてください。(11~30位)

  • 2013年 企業名 昨年比 2012年
    11 ソニー 3
    12 日本IBM 6
    13 日立製作所 21
    14 GE 27
    15 マイクロソフト 20
    16 本田技研工業 15
    17 P&G 10
    18 伊藤忠商事 17
    19 住友商事 30
    20 マッキンゼー・アンド・カンパニ― 24
    21 パナソニック 12
    22 国家公務員 25
    23 三菱東京UFJ銀行 13
    24 東芝 圏外
    25 JR(東日本・西日本) 圏外
    26 武田薬品工業 23
    27 アクセンチュア 圏外
    28 サイバーエージェント 圏外
    29 電通 圏外
    30 東レ 圏外
  • リクルート(9位)については、活躍するリクルートOBが多いことから「起業家精神が身につく」「独立心を育む職場文化」といった声が多く、その社風が注目されていた。

    また、マッキンゼー(20位)についても、「人脈とキャリアの選択肢が広がる」「経営について実践的に学べる」など、個人として成長する環境があるか、退職後にキャリアアップの選択肢が増えるかという選定基準も多く見受けられた。

ビジネスパーソンが選ぶ今後有望な業界と、学生が働きたい業界も異なる結果に

「入社を勧める今後有望な業界・勧めない業界」 も、商社以外は学生が選んだ結果注3) とは異なった。
この結果から、就職活動中の学生は業界についての知識を正しく身に付ける必要があると言える。

  • 平均年収1000万円以上のビジネスパーソンが
    入社を勧める今後有望な業界
    1 商社 41%
    2 IT サービス・ソフトウェア 39%
    3 医薬品 37%
    4 コンサルティング 24%
    5 通信 22%
  • 就職活動中の学生が働きたい業界注3)
    1 商社 33%
    2 食品 28%
    3 銀行 27%
    4 化粧品・生活用品 20%
    5 生保・損保 17%
  • 平均年収1000万円以上のビジネスパーソンが
    入社を勧めない業界
    1 証券 29%
    2 銀行 27%
    3 生保・損保 26%
    4 信販・クレジットカード・リース 24%
    5 百貨店・スーパー・コンビニエンスストア 20%
  • 就職活動中の学生が働きたくない業界注3)
    1 フードサービス 22%
    2 百貨店・スーパー・コンビニ 14%
    3 証券 13%
    4 公務員・教員 12%
    5 生保・損保 10%
Q: 就職活動中の大学生に対して、どのようなキャリアプランをお勧めしますか?
回答 2013年 2012年 2011年
複数の会社に勤め、専門家や管理的な地位になっていく 49% 48% 52%
最初は会社に勤め、後に独立して仕事をする 30% 27% 26%
一つの会社に勤め、専門家や管理的な地位になっていく 19% 24% 21%
最初から独立して仕事をする 2% 1% 2%

⇒「一つの会社に勤め、専門家や管理的な地位になっていく」という終身雇用については、昨年比で5%減。

Q: 就職活動中の大学生に対して、どちらのタイプの企業・団体への就職をお勧めしますか?
回答 2013年 2012年 2011年
大手企業 54% 65% 63%
中小企業・ベンチャー 46% 35% 38%
回答 2013年 2012年 2011年
日系企業 59% 66% 65%
外資系企業 41% 34% 35%

⇒ 大手電機メーカーの業績不振の影響からか、大手企業への就職をお勧めする割合が昨年比で9%減。また、日系企業への就職をお勧めする割合も7%減少。成長企業、グローバル企業へのキャリアを勧める傾向が目立った。

株式会社ビズリーチ代表取締役の南壮一郎コメント

株式会社ビズリーチ代表取締役の南壮一郎

就職氷河期を脱したと言われる、本年の就職環境。しかし、先日発表された大学生が選んだ就職先人気企業ランキング注2)では、大手安定志向や知名度により企業を選んでいる姿が未だ変わることはありません。一方、平均年収1000万円のビジネスパーソンは、選定理由として「グローバルに活躍できる機会があるか」「事業の成長が期待できるか」「ビジネススキルが身につくか」といった視点のコメントが多く見られました。これは、昨今の終身雇用制度の崩壊や多様な雇用形態の浸透を受けて、将来性のある企業で専門性の高いスキルが身につく企業を選んでいるためだと思われます。これから社会に出る大学生が企業選びをする際には、個人としてどこまで成長・経験することができるかが重要になります。この視点で考えると、学生が知名度だけで選んだ企業ではなく、ビジネス経験が豊富なビジネス・プロフェッショナルが選んだこの30社こそが、「本当の就職人気企業」と言えるのではないでしょうか。

※人気企業の分析について、ビズリーチ代表にご取材頂けますのでお申し付けください

アンケート実施概要

調査期間 2012年11月26日~12月3日
対象 ビズリーチ会員のビジネスパーソン(平均年収1048万円): 2228名
年齢 20代 3%、30代 18%、40代 40%、50歳以上 39%
男女比 男:女=93%:7%
直近の勤務先の業種 メーカー(電気・電子・機械・消費財)32%、
金融・コンサルティング15%、
ソフトウェア・インターネット14%、消費財・医療・流通9%、
マスコミ・広告・サービス10%、その他20%
  1. 注2)出典:「大学生が選んだ就職先人気企業ランキング 文系男子」(ダイヤモンド・ビッグアンドリード調べ)
    http://www.diamond-lead.co.jp/ranking13/index.html
  2. 注3)出典:「就職活動に関するアンケート」日経HR 調べ (2013年1月11日発表)
    http://www.nikkeihr.co.jp/news/pdf/20130111.pdf

※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は必ず「ビズリーチ調べ」と明記してください。

株式会社ビズリーチについて

日本最大級の年収1000万円以上の転職サイト「ビズリーチ」(http://www.bizreach.jp/)を運営。会員・ヘッドハンター・企業・求人情報を年収1,000万円以上レベルに限定し、審査。会員数17万人(直近年収750万円以上)。登録企業数900社。登録ヘッドハンター850人。求人情報5,300件。2009年4月にグランドオープン。

本件のお問い合わせ先

株式会社ビズリーチ広報担当
田澤
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