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プライスウォーターハウスクーパース株式会社

キーパーソンインタビュー

女性としてのキャリアの築き方や、ワーキングマザーとしていきいきと働くコツなど、働く女性のロールモデルになりうる方、もしくは女性が輝くための制度や施策を導入している人事担当者へのインタビューです。

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自ら手を挙げ、チャンスを手繰り寄せる 信頼されて、任される。学びと刺激にあふれた環境

自ら手を挙げ、
チャンスを手繰り寄せる

信頼されて、任される。学びと刺激にあふれた環境

森 直子 PwCあらた有限責任監査法人
第一金融監査部 ディレクター
伊藤 淳子 PwCコンサルティング合同会社
金融サービス ディレクター
阪根 嘉代 PwCコンサルティング合同会社
人事部 採用チーム リクルーター

PwC Japan

プライスウォーターハウスクーパース株式会社

企業概要

世界157カ国、208,000名以上のスタッフを抱えるPwC。PwC Japanは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームとして、PwCあらた有限責任監査法人・PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社等、それぞれ独立した別法人として事業を行っており、総勢約5,000名を擁するプロフェッショナル・サービス・ネットワークとして、クライアントニーズにより的確に対応したサービスの提供に努めています。監査およびアシュアランス、コンサルティング、ディールアドバイザリー、税務、そして法務における卓越した専門性を結集し、それらを有機的に協働させる体制を整えています。

キーパーソン インタビュー

金融機関への監査業務、監査とアドバイザリー業務、人事部で採用業務など、それぞれ異なる業務を担当されている3名に、仕事のやりがいやPwCでの働き方について伺いました。

入社の決め手は、国際的なフィールドで活躍する先輩女性の存在

QPwC Japan(以下、PwC)に入社された経緯、これまでの仕事内容について教えてください。

インタビューに答える伊藤氏

伊藤:新卒でPwCの監査法人に入り、以来11年間、金融機関に関する監査を行ってきました。大学時代に公認会計士の資格勉強をしていたので、もともと監査業務に興味があったんです。入社9年目からの2年間は、PwC米国法人のニューヨークオフィスに出向し、金融機関の監査を担当。帰国後は、アドバイザリー部門に転向して、コンサルティング担当に。金融業界に特化したグループに配属され、業務改革など、企業の成長戦略を提供しています。

森:大学卒業後、公認会計士の資格を取得し、入社しました。PwCを選んだ理由は、信頼する大学の先輩が複数在籍しており、いきいきと仕事をしている様子が印象に残ったのと、就職活動中にお会いした女性の方々が、国際的なフィールドで活躍されているのを目の当たりにし、憧れたからです。入社以来10年近く、金融機関への監査業務を中心に経験を積んだ後、2年間のニューヨーク赴任を経験しました。ニューヨークでも引き続きグローバルな金融機関への監査業務に従事していましたが、帰国後は、監査とアドバイザリー業務の両方を行っています。

阪根:私は現在人事部でコンサルティングチームの採用にかかわる仕事をしています。これまで人材紹介会社やRPO等といった、クライアントに対して人材サービスを提供する立場で採用の仕事に携わってきましたが、いつしか「企業の人事としての仕事を経験したい」という気持ちが強まり、2012年にPwCへの転職を決意しました。

これまで一貫して採用に携わる経験を積んできましたが、クライアントに対しての採用支援ではなく自社の人事採用経験は、従来とは別の視点から課題に対して取り組んでいく必要があるため、難しさはありますが、同時にやりがいも実感できています。

特に人材獲得の競争が激しい昨今のコンサルティング業界の採用において、グローバル採用や新卒採用、ダイバーシティ採用、各コンサルティング部門の専門性を問われる中途採用において優秀な人材を獲得するために、さまざまな取り組みが求められます。コンサルティング業界においての人材の動きについてもイメージしながら新しい取り組みを模索し、採用活動を企画、実行していかなくてはならないため、時代の流れに従って変化や工夫が必要ですが、とても興味深い仕事ができていると日々実感しています。

グローバルな環境と無限の可能性

Q仕事のやりがいや、これまで印象に残った仕事について教えてください。

インタビューに答える阪根氏

伊藤:お客様から、「本当に頑張ってくれてありがとう」と感謝されること。これに尽きます。ニューヨークオフィスで2年間、金融機関の監査担当をしていたとき、プロジェクトメンバーが50名もいる大きな案件と、私にほぼ一任された小規模案件を同時に担当したことがありました。後者のプロジェクトでは、アメリカ人のクライアントと常に直接やりとりし、私が進捗(しんちょく)管理もすべて任されるという状態。期間内に監査業務を終え、「あなたのおかげで、去年よりもスムーズに進みました」と喜ばれたときの達成感は、今でも忘れがたいですね。私を信頼して任せてくれた上司にも、成長の機会をくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。

2013年7月からはディレクターになり、プロジェクト進行に対する責任感がぐっと増しましたが、ポジションや案件の大小にかかわらず「付加価値を生み出したい」という気持ちは変わりません。契約した内容をこなすのではなく、プロジェクトを通して、お客様の業績やキャリアアップにつながるようなアウトプットを出したいと考えています。

森:監査にしてもアドバイザリー業務にしても、チームで協力しあい、あれこれ悩んで一つの目標につき進みます。その過程では大変なことも多くありますが、その結果、クライアントの期待を超える成果が挙げられて、喜んでいただけたときはこれに勝る喜びはありません。直近では大規模金融機関に対して金融規制のアドバイザリー業務を行ったことが印象に残っています。当時の私の能力ではとてもチャレンジングな業務でしたが、チームや上司のサポートとクライアントの理解があって業務を完了できたことは自分自身の業務の幅を広げられた大きな経験でした。

阪根:採用に関わった方が将来的にクライアントのビジネスに貢献して、多種多様なキャリアパスと活躍の場を広げていく。それこそが私の一番のやりがいです。米国のトップ校にキャンパスリクルーティングで訪れた経験もあるのですが、海外で学業に専念していた方が一年後には日本で当社のコンサルタントとしてグローバルなプロジェクトに貢献している姿を想像すると、これからの無限の可能性に非常にワクワクします。

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