帝国データバンクと聞くと、企業の信用調査をイメージするかもしれません。しかし当社はお客さまのニーズを受けて変化を続けており、現在は全国に83カ所ある事業所で蓄積されたノウハウを共有することで、企業信用調査のみならずマーケティングサービスやコンサルティング、ビッグデータ分析などへと事業の幅を広げています。すべては、あらゆるお客さまのニーズに応え、期待値を超える満足度を生み出すため。蓄積した膨大なデータをもとに、大企業からベンチャー企業、中小企業、官公庁、自治体、大学まで、さまざまな組織の課題を解決しているのです。

たとえば、「震災ビッグデータ」という言葉をご存じでしょうか？　これは震災から2年が経ったとき、被災地の12万社を含む全国75万社（当時）のビッグデータから、震災前後で企業間の取引はどのように変化したのかを分析したときに名づけられました。一次請け、二次請けという企業間取引を可視化したことで、複雑に絡み合い、支え合っている各企業の実体がわかり、復興へのヒントが見えてきたのです。現在はこの実績をもとに、ある地域で震災が起きた場合に、どのような経済的ダメージがあり、どのようなリバイバルプランを立てればいいか、分析が進められています。

また、2014年10月には東京工業大学に研究講座を設置し、協業を開始。新しいビジネスモデルの開発に取り組みます。

そして安倍内閣が掲げている「地方創生」。このシステムプラットフォームにも当社の企業情報が採用され、2015年4月から運用される予定です。地方活性化のため、地域の経済実態や産業構造が一目でわかるようになるでしょう。

100年を超える歴史のなかで蓄積してきた膨大な企業情報は、日本社会や経済の発展に大きく寄与し始めています。さまざまな組織の課題を解決することで、仕組みや事業づくりの一翼を担うという、貢献度の高い仕事がここにはあります。お客さまのニーズを引き出して、期待値を超える提案によって課題を解決したい方、課題解決のために当社が誇る企業データベースを活用して最適な解決策をアウトプットしてみたい方、ご応募をお待ちしております。