4万人を超える観客が韓国のソウルワールドカップ競技場に集結。プロフェッショナルプレーヤーによる白熱した闘いぶりにファンからは大歓声が起こるなど、熱狂に包まれたイベントは大成功を収めました。

さて、これは何の競技でしょうか？　答えは「リーグ・オブ・レジェンド」。世界で最もファンが多いといわれるオンラインゲームです。

1カ月で6,700万人以上がプレーし、ピーク時の同時接続プレーヤー数は750万人を超えるスケールを誇るこのゲームは、私たちライアットゲームズが運営しています。世界に12の拠点を構え、日本では2014年に拠点を立ち上げました。米フォーチュン誌が選ぶ「働きやすい企業100社（2015年）」の13位にランクインを果たしている成長企業です。

ライアットゲームズは単なるゲーム制作会社ではありません。優勝賞金の総額500万ドル以上というプロフェッショナルリーグを世界各地で運営、開催するeスポーツの最先端を走る企業という顔も持っています。

なぜ、このようなイベントを大々的に開催するのか。それは、ライアットゲームズは利益ではなくプレーヤー体験を最優先にする企業だからです。ゲームバランスの調整からリアルイベントの企画、日々のミーティング、採用活動に至るまで、その原点はすべて「プレーヤーのためになるか？」という考えに集約されます。

高額な賞金をかけ、世界各地でプロフェッショナルプレーヤーたちによるeスポーツトーナメントを開催するのも、ユーザー体験を創出する一つの手段。プレーヤーとしての「到達点」を見せることが、ファンをつくり、育て、新たなスターを誕生させる。そのサイクルを続けてきた結果、「リーグ・オブ・レジェンド」はeスポーツの代表格として認知されるようになったのです。

当社メンバーは、創業者を含め全員がゲーマーです。だからこそ、プレーヤーと同じ視線に立ち、何が必要かを理解し、本気でお互いに意見をぶつけ合うことができます。ソーシャルゲームが広く普及した今も、本格的なゲームを求める人は多くいます。彼らが心から楽しめる体験を提供する、そんなプラットフォームを自らの手でつくりあげたいのです。

私たちが目指すのは、ゲームづくりだけを行うのではなく、リアルイベントやグッズ、 映像、書籍など、ゲームの世界観をさまざまな形に展開する総合エンターテインメントカンパニーです。そのためにも、既存の枠組みに縛られず、新しい何かを生み出し続けるイノベーターを求めています。