エクスペディアはもともと、アメリカのマイクロソフト社内で立ち上がったWebサイトです。インターネット黎明期の1995年、ビル・ゲイツ氏の「マイクロソフトのテクノロジーを使って旅行業界で何かできないか？」との言葉をきっかけにプロジェクトチームが発足し、それが成功して独立。現在はエクスペディアをはじめ、ホテルズドットコム、eLongなど複数のWebサイトと事業を持つ、世界最大のオンライン総合旅行会社「エクスペディアホールディングス」へと成長いたしました。

エクスペディアジャパンの設立は2005年のことです。その2年前の2003年に日本政府が観光立国を宣言し、インバウンド拡大の方針を打ち出したなかで、エクスペディアはグローバルなプレゼンスという強みを大いに発揮。国内のホテル・旅館をはじめとする旅行商品を世界中に販売し、「2013年までに訪日外国人旅行者数1000万人」という政府の目標達成に貢献しました。

日本政府は引き続き、2020年までに2000万人を目指す目標を掲げており、インバウンド需要はさらなる増加が見込まれています。訪日外国人旅行者の目的地は、これまで東京、京都、大阪などの都市部に集中していました。しかし近年は、LCCの日本各地への就航、タイ・マレーシアの訪日ビザ緩和などさまざまな要因から、福岡や札幌などの地方都市、大阪でも都市部に加えて周辺部にまでニーズが広まっています。

この流れを受けて当社は、エクスペディアグループのWebサイトで予約できるホテル・旅館などを増やしていくセールスチームのエリアマネージャーを、大阪と福岡で募集することにしました。日本の旅行市場はアメリカ、中国に次ぐ3番目に大きな規模です。国策にも後押しされ、いっそうの成長が見込まれる日本市場の開拓は、当社にとっても重要な位置付けとなっています。

日本のインバウンド拡大に貢献し、ひいては日本経済を元気にするというやりがいのあるポジションで、意欲的に働ける方のご応募をお待ちしております。

国策に貢献できるという大きなやりがい。入社して6年半、成長を感じない日はありません

私は新卒で国内大手ホテルチェーンに入社し、本社海外営業部で北米のインバウンドセールスや、オンライン旅行会社の契約窓口と販促の戦略立案に従事してきました。その一環でエクスペディア担当となり、4年強を経てエクスペディアに転職しましたが、転職理由は大きく3つあります。日系のホテル側から見て、外国人客を呼び込めるエクスペディアの価値と将来性にひかれたこと。日本の国策であるインバウンド拡大に貢献できること。そして、大好きな日本を海外の方々に見てもらう機会の創出に関われることです。

私は現在、東日本のエリアマネージャーとして9人のメンバーを抱えています。彼らのマネジメント業務を中心に、プレイングマネージャーとして営業の現場にも出ています。エクスペディアらしいエリアマネージャー業務といえるのが、海外のエクスペディアサイトを運営するチームとの社内交渉です。これは、他国のエクスペディアのトップページに日本特集を組んでもらうためのもの。彼らに日本を特集する必要性とメリットをきちんと理解してもらうことが肝心ですので、実現のために海外出張して直接交渉を行うこともあります。エクスペディアのWebサイトは世界31カ国でそれぞれの国に適した形で展開していますから、この社内交渉は売上だけでなく、政府が目指すインバウンド拡大にも直結する重要な業務です。私はここに大きなやりがいを感じています。

職場としてのエクスペディアの魅力は、常に成長実感を与えてくれるところです。会社から、自分の長所をさらに伸ばすためのフィードバックをもらえたり、次のステップに上がるために必要なことを可視化してもらえます。そのため、入社して6年半がたちますが成長していないと感じたことがありません。マネージャーとしてメンバーにも同じ実感を持ってもらえるよう努めて、チーム一丸となって高い目標を達成していきたいと思っています。