中国の都市、大連にあるアクセンチュアのオフィスで2年間働いた後、社内転籍で日本へ。入社以来、大手小売業のプロジェクトに参画し、アクセンチュアに移管できる業務プロセスの分析や提案、リスク管理、中国拠点への業務移行に関するマネジメントなどを手掛けてきました。

日本の大学卒業後に事務職として働き出した私にとって、現在手掛けている業務はほぼ未経験からのスタート。しかし、手を挙げればチャレンジの機会を与えるアクセンチュアらしい風土にも恵まれ、現在は着実に自分のキャリアを広げている段階です。もともと内向的だった私が、数千名の自社社員の前でプレゼンしたり、女性の働き方について考えるイベントに登壇したりと、入社以前からはとても考えられないような時間を過ごせているのは、上司や先輩が私の背中を押し、自分でも気づいていなかった力を引き出してくれているからだと感じます。

アクセンチュアでは「女性だから」「外国人だから」「経験が浅いから」といった理由で不自由を感じたことは一度もありません。社内外問わず、常にプロフェッショナルとして扱われますが、困ったことがあれば誰でも相談に乗ってくれるチームワークの良さも魅力です。BPOビジネスはさまざまな強みやバックグラウンドを持つ人材と日々関わり合い、クライアントの課題に一致団結して取り組む組織。それぞれの立場や考えがあり、時には意見がぶつかることもありますが、だからこそBPOコンサルタントには能力以上に「心」が重要だと感じます。クライアントと強固な信頼関係を築き、仲間たちと常に高いバリューを発揮し合える雰囲気をつくること。多少の能力不足は入社後の濃密な経験でカバーするからこそ、向上心と気遣いが大切になります。

アクセンチュアで働くようになって出会えた経営者たちとのディスカッションは、ビジネスパーソンとしてはもちろん、私自身の人生観を変えるほどの刺激を与えてくれます。「レポーティングして終わり」ではなく、実行フェーズに突入したプロジェクトでクライアントに伴走し、期待以上の成果を生み出すチャンスのあるBPOコンサルタントという仕事は、戦略立案から実行推進力まで鍛えられる、成長に事欠かない仕事だと思います。