ソフトウェア企業として世界第4位の売り上げを記録するまでに成長を遂げたセールスフォース・ドットコム。顧客管理（CRM）や営業支援（SFA）でよく知られる当社ですが、私たちの事業領域は既にCRMやSFAのさらに先へとポートフォリオを拡大しています。IoT（Internet of Things）やデジタルマーケティング、アナリティクスといったテクノロジーを活用し、顧客企業だけではなく、その先のお客様が満足するイノベーションを実現するという未来です。

今回募集するのは、日本が誇る大手企業を担当するアカウント・エグゼクティブ（AE）のポジションです。多くのステークホルダーを巻き込み、チームをけん引していく難しさもあるでしょう。お客様の営業活動だけでなく、経営戦略やマーケティングなど、お客様のビジネスを包括的に理解する必要もあれば、顕在化している課題解決に留まらない「ビジョン」を提案するクリエーティブさも求められます。しかし、ビジョンセリングを経てそうした大手企業の未来を変えていくという醍醐味は、当社でしか得られないものであるはずです。

創立者、マーク・ベニオフは「お客様の成功」をNo.1に掲げ、同じ方針のもと全世界の全社員が日々取り組んでいます。自社の成長を最優先とする企業が多い中、他社ではなかなか耳にしないことだと思います。弊社のビジネスモデルは、利用期間に対して対価をいただくサブスクリプションモデルですので、契約いただいたお客様には継続的に価値を提供していかなければなりません。従って、あくまでお客様目線で、お客様が抱えている問題やビジネス上のチャレンジに耳を傾けることを最重要視しているのです。

IoTに代表されるように、この数年であらゆるビジネスでのIT活用は急速に新しいステージに入っており、今まで予想だにしていなかったことが実現する時代です。私たちはこれまで5年連続「世界で最も革新的な企業」の一つに選ばれていますが、常に業界をリードしていくために、私たちも変化し続けなければなりません。お客様の目指すもの、将来に向けてどうありたいかを議論し、お客様の成長のためにセールスフォース・ドットコムとならどう実現できるかを提案するのが弊社のAEです。弊社の方向性に共感していただける方であれば社歴、年齢に関係なく活躍できます。企業、そして世の中のビジネスを変革させたいという気概を持った方をぜひお待ちしています。

前職の日系大手ITベンダーではセールスフォースを取り扱っていましたが、会長兼CEOのマーク・ベニオフが登壇したイベントに参加して、「こんな会社があるのか！」という驚きとともに、こういう会社に入りたいと強く感じ、セールスフォース・ドットコムへの転職を決めました。

入社から3年がたち、現在は大手メディアや製造業のアカウントを3社担当していますが、今でも強く感じることは、営業活動に対してあらゆる部門がサポーティブであることです。例えばエンジニアやカスタマーサポート、場合によってはアメリカ本社のR&D部門まで巻き込みながらチームとして戦略を立てることも数多くあり、皆が一丸となってチームプレーを行います。また私自身、営業活動の中で時間に追われ、難しい課題に試行錯誤しながら取り組むわけですが、ふと近くにいる同僚を見ると、自分よりも短納期で難易度の高い仕事に奮闘していたりするのです。ひたむきに取り組んでいる姿が「よし、自分も頑張ろう」という起爆剤になることも珍しくありません。このように、年代は近いけれど直接仕事では関わらない同僚と、気兼ねなく仕事の話やちょっとした話ができる環境・文化も私にとても良い影響を与えてくれます。

また前職でもCRM領域の営業をしていましたが、同じ営業でも仕事の中身は大きく変わりました。以前の提案先は主に情報システム部門でしたが、現在は経営者や役員へ直接プレゼンテーションを年間50回近く行います。これまでは想像できなかったことです。現在は、多くのステークホルダーを巻き込みながらお客様である経営陣に直接提案を行います。弊社代表の小出や本社のエグゼクティブ層も相談にのってくれますし、必要であれば同行もしてくれます。社内経営陣からも心強いサポートを受けていると本当に実感します。

担当する企業も、入社当初は前職の経験を生かせる製造業が中心でしたが、現在はこれまで経験のなかったメディア業界も任されるように。「メーカー以外のビジネスにも触れておいては？」という上司のアドバイスが決め手でしたが、積極的なチャレンジを促す風土は、当社らしいと感じています。

今の目標は大きく3つ。与えられた役割を全うし、5年連続で目標達成すること。営業チームを率いるマネジメント職に就くこと。そして、語学力を磨き、世界で戦える人材になること。実は、英語が苦手なのですが、担当している企業の世界各国にいるリーダーを集めて行うサミットに参加させていただき、セールスフォースについて英語でプレゼンテーションを行ったことがありました。それこそ英語に苦手意識もあり、この時は30回以上リハーサルをして臨みました。そのような経験から、英語力の向上に努め、自分の言葉で意思疎通がとれるようになれればと思っています。幸い、福利厚生の一環として社内に英会話学校が併設されているので、時間を見つけてはなるべく参加しています。仕事をする上でも、そして個人としても、現状に満足することなく、常に高みをめざして力を身につけていきたいと思います。

お客様にセールスフォースをご提案するにあたり、私たち自身が自社製品を使いこなし、お客様のロールモデルであり続けることが重要です。私たちは、日々の営業活動においてセールスフォース上で先輩方の提案資料や活動記録を参考にしたり、不明な点は「Chatter」と呼んでいる社内SNSツールで質問をしたりと、当社製品を日ごろからフル活用しています。とくに、業界別、課題別の成功事例や、過去の提案資料などに容易にアクセスできるため、ナレッジを有効に活用し、質の高い提案を効率よく作成することができます。それにより、一人で資料作りに悩むのではなく、先人たちの経験や知識に学びながら、営業活動の本質に集中して取り組めていると感じます。このように自らがセールスフォースを使いこなすことで、自信を持って魅力を伝えることができるようになるため、お客様への訴求力も強くなると感じます。これも、当社の大きな強みですね。

また、当社が提供する製品はすべてクラウド型ソフトウェアなので、PCやスマートフォンから場所や時間を問わずアクセスが可能です。そのため、お客様先への移動中にメールをやり取りしたり、遅い時間の訪問は直帰して自宅で仕事をしたりと、時間を有効活用することができます。おかげで、週に何日か早めに帰宅して夫と一緒に夕食を楽しんだり、友人と会ったり、勉強をしたりとプライベートの時間も大切にできているように思います。また、同僚の中には、子どもを持つ女性社員もいますが、「お子さんがいる女性だから」といった理由で仕事内容や昇進の機会などが制限されることは一切ありません。このように、営業という仕事には大きな裁量が与えられており、当然、時間や数字などの自己管理が前提条件となりますが、とてもやりがいを感じています。

当社は、社員の年齢や性別、国籍、人種などあらゆる属性に対して差別はなく、本当の意味でのダイバーシティが根付いている会社だと感じます。そうした組織で、私も女性として自信を持って活躍し、将来は、互いに助け合い、高めあえるチームを育てられるリーダーになりたいですね。