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兵庫県神戸市

「神戸市の人・モノ・経済発展プロジェクト」のチーフ・ディレクター募集

起業やスタートアップ企業の支援に力を入れ、イノベーターが世界で活躍するためのエコシステムを構築すべく、独自の取り組みを進めている神戸市。その魅力を伝え、神戸市の取り組みを加速するための人材を募集します。

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募集期間:2019年3月20日(水)〜 2019年4月9日(火)

本ページの求人は、「プレミアムステージ」をご利用でなくても、ビズリーチ会員であればどなたでも応募が可能です。

神戸市の新たな魅力を多くの人に伝え「若者に選ばれるまち」へ

神戸市長/久元 喜造

人口150万人を擁する神戸市は、震災からの復興を成し遂げ、にぎわいと活力のあるまちであり続けるために、また、次代を担う若者に選ばれる魅力的な都市にしていくために、未来に向けた新たな取り組みに挑戦しています。

2016年には、世界的に著名な米国シードファンド「500 Startups」を日本で初めて誘致し、2017年からは神戸市を社会実験の場として提供し、社会や行政の課題の解決とスタートアップ企業の成長を目指す「Urban Innovation KOBE(UIK)」に取り組んでいます。今年2月には、このUIKのような「行政×テクノロジー」のノウハウを共有する「Gov Tech Summit」を東京で開催しました。全国のクリエーターなどを集めた都市型フェス「078(ゼロ・ナナ・ハチ)」の開催など、複数のプロジェクトを進めています。

私たちが目指すのは、日本をけん引する「イノベーションエコシステム」を構築すること。起業家をはじめとする優秀な若者が世界にチャレンジするきっかけを神戸市で手に入れ、グローバルに活躍していくことは、神戸の地域経済に短期的なメリットはないかもしれません。しかし、中長期的あるいは日本全体にとっては不可欠なことです。

こうした神戸市の事業を加速し、さらなるイノベーションを生むため、首都圏に特化した情報発信や企業開拓、コラボレーション機会の創出を担うチーフ・ディレクターを募集することになりました。東京のシェアオフィスに設置予定のサテライトオフィスで勤務し、入居する企業や団体と情報交換をしながら業務をしていただきます。

今回の募集について

神戸市の企業と、首都圏やほかの地域(海外も含む)の企業や団体との連携を通じて、人・仕事・資本を、神戸に呼び込む仕組みをプロデュースするチーフ・ディレクターのポジションを募集します。このポジションには、神戸の地元企業やスタートアップ企業の人材採用、新たな事業機会の創出の視点が求められます。例えば、過去4年の取り組みのなかで、神戸市に多くのスタートアップ企業が生まれ、サポートしてきましたが、彼らにさらなる成長の機会を得てもらえるよう、人材獲得や販路拡大を支援していただきたいです。

他にも、スタートアップ以外の領域でも、クリエーティブ産業の活性化や「食」ビジネスのアップデートなども目指しており、市内の企業に対する新たな事業機会を提供していきたいと考えています。既存で進んでいる事業もありますが、必ずしも先行事例を踏襲する必要はありません。外部からの視点でそれらを組み換える、あるいは別の視点でゼロから立ち上げ、企画からプロジェクトマネジメントまで行っていただきます。

求める人物像

今回のポジションで担っていただく業務は、神戸市にとっても新たなチャレンジです。正解もありません。誰もやったことがない仕事にワクワクし、私たちとともに挑戦していただける方に応募していただきたいと思っています。

また、事業実行の形も、現時点で決まったものはありません。単体のイベントもあるでしょうし、長期的な視点での仕組みづくり、パートナーシップの締結など、アウトプットはさまざまだと思います。マーケット分析、戦略立案など事業の企画力と、それらを実現する実行力が求められます。今回のポジションでの経験がキャリアアップにつながると考え、3年間の任期を通して成果を出すことにコミットしていただける方にご応募いただきたいです。

得られるキャリア価値

取り組んでいただく課題は、必ずしも神戸市だけの課題ではありません。日本経済を支えてきた地域経済からの人材と資本の流出に対して、どのような施策が有効か、自ら戦略を考え実行できる、他では経験できないキャリアです。また、自分の裁量でさまざまな企業や自治体の優秀な方たちと組んで、仕事をつくることができますし、多様なバックグラウンドを持つ神戸市役所の職員や外部人材と仕事ができます。さらに、対象とする産業は多岐にわたりますし、業務も幅広く経験できます。東京にいながら地方創生に携われるだけでなく、スタートアップ企業などの最先端のビジネスを間近でサポートできるという、他にはないキャリア形成が可能です。

神戸市からのメッセージ

ITイノベーション専門官/吉永 隆之(写真中央)

私は、2016年に神戸市に転職してきました。民間のIT企業で10年間、BtoBの業務システムの開発に携わったのち、福島県浪江町での復興支援の仕事を経て、神戸市にやってきました。自治体での仕事は、社会課題に直接取り組めることや、直接住民の方の喜ぶ顔が見えることが魅力です。
浪江町では、東日本大震災と福島第1原子力発電所の事故によりバラバラになった町民をITでつなげるプロジェクトに参画し、地域で産業をつくることや起業すること、雇用をつくることの価値と難しさの両方を感じていたので、神戸市のような地方都市での起業家支援への挑戦は大きな意義があると感じ、飛び込むことにしました。すぐに結果はでませんが、10年、20年先の地域経済を見据えて、行政だからこそできる取り組みがあると感じています。

職場では、さまざまな企画・提案を受け入れて、実行させてもらえる環境があります。例えば去年は、東京で神戸市にある企業をPRするイベント「KOBE in Motion」を開催しました。自身での企画、スタートアップや神戸市内の企業などへの登壇の呼びかけ、広報活動、イベント運営など、いろいろな方に協力をいただきながら実現できました。2月に開催した「Gov Tech Summit」も、ゼロから企画を任せてもらい、事業の立ち上げが経験できました。

最後に、自治体で働くというキャリアについて、個人的な考えを述べさせていただくと、私は「もっと多くの人に自治体で働いてみてほしい」と思っています。東京だけでなくさまざまな地域を見ることで自分の視野が広がったように感じますし、次のキャリアについても、東京に戻ってサラリーマンをやろうというよりは、独立志向が強くなりました。その意味で、神戸市での仕事を通して、スタートアップ企業や既存企業の事業、そしてそれらを取り巻く環境を実地で学べるのも魅力です。

日本の雇用の流動性の低さは、自治体や企業の成長の妨げとなっていると感じています。ぜひ少しでも多くの人が、組織を超えてそのスキルを生かしてほしいと思います。

募集職種

  • 「神戸市の人・モノ・経済発展プロジェクト」のチーフ・ディレクター募集
    • 事業企画・事業統括 新規事業企画・事業開発 広報・PR・広告宣伝
    • 東京都

    神戸市の「人」「企業」「モノ」などを活用して、神戸の魅力を伝え、事業創出、企業誘致、移住促進するプロジェクトのチーフ・ディレクターを募集します。 東京に設置予定の「サテライトオフィス」を勤務拠点として、神戸市の魅力を発信しつつ、神戸への企業誘致や神戸市内経済の活性化に寄与する事業やイベントを、企画立案から実行まで一連の流れでお任せします。 ターゲットは首都圏、国内に留まらず、アジアそして世界を見据えています。市役所の職員、神戸市内外の企業や人をパートナーとして、様々な事業を生み出していただきたいです。 【業務内容】 既存事業やコンテンツを見直し、新たな視点による仕掛けを企画し実行する業務となります。  ー神戸への移住、企業誘致に効果的な広報の企画立案・実行  ー神戸市内経済の活性化に繋がる事業やイベント企画立案・実行(特にクリエイティブ産業に関わるもの)  ー神戸市内のスタートアップの事業成長や人材獲得に繋がる事業やイベント企画立案・実行  ー世界的に著名なスタートアップ関連イベントの誘致  ー在京メディアとのリレーション構築およびアプローチ 【その他】 ・選考は、1次選考:書類選考、2次選考:オンライン面談、3次選考:面接を予定しています。 ・2019年6月から業務をお任せしたいと思っています