年収アップの鍵は、語学力と実績
こんにちは、「ビズリーチ年収1000万円研究所」所長の佐藤和男です。
この研究所では、年収1000万円以上のビジネスパーソンに対してさまざまなアンケートを取り、"年収1000万円を稼ぐビジネスパーソンの考え方"を調査しています。
今回は、転職やキャリアアップをするときに必要と思う資格と、年収を増やすために必要なスキルは何か、アンケートを行いました。年収1000万円のビジネスパーソンが考える年収アップの秘訣をぜひご覧ください。
断トツ1位は「語学」系の資格
群を抜いて1位だったのが「語学」という結果になりました。TOEICや英語に並んで、中国語という回答も目立ちました。また、財務・経理に関する資格が注目されていることが分かります。
年収アップを狙うなら、堅実に経験と実績を積むべし
やはり、年収アップを狙うなら、経験を積んで実績を残すことが第一であることが分かります。また、企業のグローバル化が進む昨今では、語学力を身につけることでチャンスを掴んでいくことも年収アップにつながると言えるようです。
キーワードは「語学力」
今回のアンケート結果から、年収アップの鍵を握っているのは「語学力」であることが分かりました。市場のグローバル化に対応していくためには、もはや英語ができることは“必須”と言えるのかも知れません。
また、中国への進出が急増しているため、中国語にも注目が集まっていることが分かりました。とは言っても、語学力だけを身につければ年収アップにつながるわけではありません。意欲的に経験や実績を積み重ねながら、その過程で築いてきた人脈を大切にすることや、マネージメント能力や人間力を磨くことが大切です。そうした素地を築いた上で、多言語コミュニケーションができれば年収アップは確実と言えるのかも知れませんね。
【アンケート実施概要】
- ・実施期間:2011年6月20日~6月24日
- ・対象:ビズリーチ会員のビジネスパーソン(平均年収1,141万円):1387名
年収1000万円研究所一覧
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- 【年収1000万円研究所 vol.47】
- 年収1000万円のビジネスパーソンが考える「経営のプロになるために必要なこと」
- ~必要なのは「決断力、判断力、リーダーシップ」~
今回は「経営のプロ」になるために身につけるべきことは何なのか、また実際に経営のプロを目指すために、職務以外で取り組んでいることは何かについて、アンケートを行いました。自分の所属する企業が経営のプロを必要としたとき、または必要としている企業で活躍してみたいと思ったときに重宝される人材になれるよう、今回のアンケート結果を参考に、必要な要素を身につけ、幅広い知見を深める努力をしてみてはいかがでしょう。
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- 【年収1000万円研究所 vol.46】
- 年収1000万円のビジネスパーソンに聞いた「優れた経営のプロについて」
- ~63%が社長公募に賛成、優れた経営者第1位は孫正義 氏~
今回は、外部から優秀な経営のプロを雇用するための社長公募についてどう思うかと、経営のプロとして優れていると思う人は誰なのかについてアンケートを行いました。これからの日本は市場のグローバル化と事業継承の増加により、経営のプロの必要性が増えていくことは明らか。新しい風を吹き込むことで、日本経済全体が活性化していくことに期待したいですね。
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- 【年収1000万円研究所 vol.44】
- 年収1000万円のビジネスパーソンに聞いた「同年齢(同期)との年収差」
- ~約3割が、同期との年収差は「500万円以上」~
今回は、年収1000万円のビジネスパーソンに同年齢(同期)との年収の差と、2010年・2011年の年収増減についてアンケート調査を行いました。震災により甚大な被害を受けた企業や業界が多数存在していることや、今後の見通しが不安定であることからも、ビジネスパーソンの年収二極化は今後も進んでいくのかも知れません。
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- 【年収1000万円研究所 vol.43】
- 年収1000万円のビジネスパーソンと、20代一般ビジネスパーソンに聞いた「"お金"に関する意識調査」
- ~ビジネスに関するコスト意識の差が、明らかに~
今回は、平均年収1000万円超のビジネスパーソンと、20代一般ビジネスパーソンに同じ質問でアンケートを行い、両者の“お金”に関する意識調査を行いました。かかっている時間と得られるお金のバランスを意識することで、年収1000万円のビジネスパーソンのコスト意識に近づけるのではないでしょうか。