海外の大学が半数以上ランクイン。第1位はハーバード大学
こんにちは、「ビズリーチ年収1000万円研究所」所長の佐藤和男です。
この研究所では、年収1000万円以上のビジネスパーソンに対してさまざまなアンケートを取り、"年収1000万円を稼ぐビジネスパーソンの考え方"を調査しています。
今回は、年収1000万円のビジネスパーソンが自分の子供を進学させるとしたら、どこの大学を勧めたいかについてアンケートを行いました。注目の結果をご覧ください。
自分の子供に進学して欲しい大学を教えてください
順位 | 企業名 |
---|---|
1 | ハーバード大学 |
2 | 東京大学 |
3 | 慶應義塾大学 |
4 | スタンフォード大学 |
5 | 京都大学 |
6 | 早稲田大学 |
7 | マサチューセッツ工科大学 |
8 | 上智大学 |
9 | 国際基督教大学 |
10 | オックスフォード大学 |
11 | 一橋大学 |
12 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校 |
13 | イェール大学 |
14 | ケンブリッジ大学 |
15 | カリフォルニア大学バークレー校 |
16 | 東京工業大学 |
17 | コロンビア大学 |
18 | シンガポール国立大学 |
19 | 北京大学 |
20 | 国際教養大学 |
国内最高峰である東京大学を抑え、1位にはハーバード大学が選ばれるという結果になりました。また、ベスト20のうち半数以上である11校に海外の大学が選ばれており、欧米だけでなくアジアの大学もランクインしていることから急成長中のアジアにも注目が集まっていることが伺えます。
選んだ理由(多かった意見を抜粋します)
- 【1位:ハーバード大学】
- ・生徒・教授ともに世界のトップクラスが集まる環境下で切磋琢磨することで、グローバルな人材に成長できる
- ・卒業生同士のネットワークが素晴らしく、世界中に優れた人脈形成ができる
- 【2位:東京大学】
- ・日本最高峰の大学であり、ここでの人脈は将来財産になる
- ・潤沢な研究費がある環境で学ぶことができる
- 【3位:慶応義塾大学】
- ・ビジネス界に多大な影響力を持つ経営者を輩出している
- ・優秀な人材が多く、卒業生のネットワークも強い
- 【4位:スタンフォード大学】
- ・シリコンバレーと密接な関係があり、産学共同体として企業との連携が多く、技術や経営について学べる
- ・自由な発想を伸ばせるカリキュラムがあり、ベンチャースピリットを持った創造性のある人材が集まる
- 【5位:京都大学】
- ・最高学府のひとつでもあり、ノーベル賞受賞者を多数輩出している
- ・優秀で尊敬できる卒業生が多く、精神的にも強い人材が多い
- 【6位:早稲田大学】
- ・自由な校風があり、学業・スポーツ・趣味などにバランス良く励める
- ・多才で優秀な人材を多く輩出している
- 【7位:マサチューセッツ工科大学】
- ・理工学分野では世界最高峰の大学である
- ・世界で通用するビジネス感覚を持ったエンジニアを育成している
- 【8位:上智大学】
- ・語学教育に優れており、日本に居ながら国際的な視野での教育を受けられる
- 【9位:国際基督教大学】
- ・ユニークなカリキュラムで国際性が高く、グローバルな教養や異文化を学べる
- 【10位:オックスフォード大学】
- ・歴史や伝統があり、国際的な人脈を形成できるだけでなく、自ら考える力がつく
グローバル教育がスタンダードに?
企業のグローバル化競争が進む昨今、年収1000万円のビジネスパーソンの多くは、自分の子供には海外の大学に進学することで将来グローバルに活躍できる下地を積んで欲しいと考えていることが分かりました。また、新卒採用市場においても、国籍に関係なく優秀な人材を採用しようと考える企業が増加傾向にあります。そのような状況下、自分の子供には海外の大学で世界トップレベルの教育を受け、世界中から集まった人材と交流していくことで将来に役立てて欲しいと思うのは、自然の流れと言えるのかも知れません。
【アンケート実施概要】
- ・実施期間:2011年5月23日~5月29日
- ・対象: ビズリーチ会員のビジネスパーソン(平均年収1,159万円):1393名
年収1000万円研究所一覧
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- 【年収1000万円研究所 vol.37】
- 年収1000万円のビジネスパーソンに聞いた「グローバル化社会への準備と心構え(後編)」
- ~年収1000万円のビジネスパーソンの77%はグローバルな環境で力を発揮できる自信あり~
今回は、「職場のグローバル化」の後編として、グローバル人材として鍛えられそうな人気企業や、グローバル化社会に対する年収1000万円のビジネスパーソンの実態についてアンケートを行いました。今後職場のグローバル化が進んだとき、その第一線で活躍できるように、今回選ばれたグローバル人材育成の人気企業の動向を参考にする・語学力を高めるなどして、積極的に準備を進めてみてはいかがでしょう。
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- 【年収1000万円研究所 vol.36】
- 年収1000万円のビジネスパーソンに聞いた「グローバル化社会への準備と心構え(前編)」
- ~約5割が「日本企業のグローバル化は2~3年で急速に進む」と回答~
今回は、「職場のグローバル化」と題して、日本企業のグローバル化やグローバル人材になるために必要なスキルは何かをアンケート調査しました。社内英語公用語化など企業のグローバル化には積極的に順応し、グローバルに活躍できる人材を目指すことが、今後日本企業で活躍するには大切だと言えるようです。
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- 【年収1000万円研究所 vol.34】
- 年収1000万円のビジネスパーソンに聞いた「日本企業の新卒採用における外国人採用について」
- ~88%のビジネスエグゼクティブが外国人採用に賛成~
今回は、急増している日本企業の新卒採用における外国人採用についてアンケートを行いました。拡大を続けるグローバル化競争の中で生き残る実力を身に付け、国内外どこでも通用する優秀な人材として活躍してみてはいかがでしょう。
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- 【年収1000万円研究所 vol.33】
- 年収1000万円のビジネスパーソンが就職活動生に薦める「本当の就職先人気企業ランキング2011」
- ~現役大学生が選んだ人気企業ランキングとは異なる結果に~
今回は、就職活動中の大学生に薦めたい企業についてアンケートを実施。今回ビジネスプロフェッショナルに選ばれた30社こそが、「本当の就職先人気企業」と言えるかも知れませんね。