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ハイクラス・エグゼクティブクラス転職市場調査結果

株式会社ビズリーチ 2011年05月17日

下半期は「良くなる」31%、「悪化」32%で、業界により状況が異なる
~金融・IT コンサルティングは好調/横ばい、メーカーは悪化を予測~
ハイクラス・エグゼクティブクラス転職市場調査結果
現状は昨年比で「良くなっている」57%

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年収1000万円以上の求人情報に限定した、日本初の求職者課金型転職サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:南 壮一郎)は、本年4月4日から4月30日に、ビズリーチに登録するッドハンター214名を対象にハイクラス・エグゼクティブクラスの転職市場の動向についてアンケート調査を実施しました。回答者の57%が「転職市場の現状は昨年と比較して良くなってきている」と回答しました。また、「今年下半期の転職市場は上半期と比較してどうなると思いますか?」という質問に対しては、「良くなる」(33%)、「変わらない」(37%)、「悪化する」(32%)と意見が割れました。これは、業界によって状況が異なるためと思われます。業界別にヘッドハンターの意見を見ると、金融業界とIT コンサルティング業界は今後良くなる・横ばいという意見が多く、メーカーは悪化を予測する声が多い結果となりました。

ヘッドハンターは、様々な企業の経営者に頻繁に面会し、雇用について意見を交わしているため、各業界の雇用の最新情報を最も詳しく把握している転職業界のプロです。最新情報としてご参考にして頂ければ幸いです。

  • Q:転職市場の現状は昨年と比較するとどのように変化してきていますか?
    非常によくなっている 9%
    よくなっている 48%
    変わらない 26%
    悪化している 17%
    非常に悪化している 0%
  • Q:2011年下半期の転職市場は上半期と比較してどうなると思いますか?
    非常によくなっている 7%
    よくなっている 24%
    変わらない 37%
    悪化している 28%
    非常に悪化している 4%
Q:2011年下半期の転職市場は上半期と比較してどうなると思いますか?(回答の一部をそのまま抜粋)
上半期と比較して下半期の転職市場は「良くなる」と回答
  • 震災復興において外資系企業を中心にリソースニーズが増加することが予想されるため。震災の影響で外国人が帰国し、日本への長期出張を拒否する外国人が多いため、その分の採用枠が増加し、バイリンガルな日本人の需要が高くなると思われます。
    (外資系専門ヘッドハンター)
  • 金融関係は震災の影響はかなり薄まり、積極採用に転じていくと予想。
    (金融・保険専門ヘッドハンター)
  • グローバル化、また新規事業等の要となる求人が出始めているため。
    (商社専門ヘッドハンター)
  • 金融業界では、震災の影響で日本株が明らかに割安となっており、海外の機関投資家が日本株を従来以上に買う動きが非常に特徴的であり、証券会社の本業は伸びると思われます。復興するために大幅な資金調達が必要になっており、これらの資金調達の際には証券会社のキャピタルマーケットが潤うことになる可能性が高く、そうした面でも震災特需の恩恵にあずかる企業が出てくると思われます。
    (金融業界専門ヘッドハンター)
  • 震災の影響で全体的には市況は悪化すると思われます。ただ、長期的なスタンスで採用戦略を強化している求人企業にとっては良い人材を迎えられる好機であり、既にいくつかのクライアントから強い求人要請を受けています。メディカルや復興需要関連企業など中長期にわたって採用ニーズは高くなると思われます。 また、震災を機に規制緩和や産業構造の転換のスピードが加速すると予想されるため、内外で財務基盤のある企業は新規事業立ち上げに伴う、企画開発実務やマネジメント経験豊富な人材の採用ニーズが高まると思います。
    (メディカル専門ヘッドハンター)
上半期と比較して下半期の転職市場は「変わらない」と回答
  • コンサルティング業界では、IFRS(国際会計基準)やグローバルサプライチェーンなどで求人が増えると予想しますが、今後、震災の影響でIT 投資を控える企業もあると予想されるため、プラスマイナスゼロで上半期と同程度になると予想。
    (コンサルティング業界専門ヘッドハンター)
  • 業界やポジションにもよりますが、ミドルエグゼクティブクラス(マネージャークラス)の場合、ポジションが限られているため採用は比較的安定しているため。若手のポテンシャル採用の場合は、経済状況に比例しますが、ミドルエグゼクティブクラスの場合は、不景気だからこそ即戦略を採用して積極的に攻めていきたいと考えている企業がいるため。
    (IT・コンサルティング業界専門ヘッドハンター)
  • 私は経営層の採用を担当しているため、経済状況が良ければ良いで、一層の事業推進・開拓の責任者が求められますし、経済状況が悪ければ、経営層のリプレイスや経営戦略見直しの立役者等が必要になります。そういった意味で「上半期と比較して変わらない」と思います。
    (経営層専門ヘッドハンター)
上半期と比較して下半期の転職市場は「悪化する」と回答
  • 震災の影響で採用を控える企業が増えるのではないかと危惧。
    (ハイテクメーカー専門ヘッドハンター)
  • 震災の影響が出るのはこれからで企業が経費節減に走ると思われるため。原発問題の深刻化および長期化、電力不足によるビジネス・経済への影響は大きいと予想。日本の地震リスクが露見し、中長期的には外資系の縮小や、日本から成長著しいアジアへの移転が進むと思います。
    (メーカー専門ヘッドハンター)

※代表取締役の南より、市場について詳しくご説明させて頂くことも可能ですので、お申し付けください。

株式会社ビズリーチについて

年収1000万円以上レベルのビジネスパーソンと年収1000万円以上の人材を探す企業をマッチングする日本初の求職者課金型求人サイト「ビズリーチ」(http://www.bizreach.jp/)を 2009年 4月にグランドオープン。年収 1000万円以上の転職市場の効率化を図るために、3 つの限定を設け(会員、利用企業、求人情報を年収 1000万円以上レベルに限定)、運営事務局が独自の基準で審査を行う。会員数 6万人(直近の年収 750万円以上に限定)。登録ヘッドハンター約400人。求人情報(年収 1000万円以上に限定)4,290件。

本件のお問い合わせ先

株式会社ビズリーチ広報担当
田澤
TEL:
03-6450-5166
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